ども、さくぽんです。
すっかり年が明けてしまったのですが、昨年の12月26日〜2泊3日で先住民族マオリの方々が持つ島で一緒にキャンプしてきました。
ニュージーランドの先住民族マオリの人と一緒だから行けた秘密のスポットで釣りキャンプです!
マオリの人々が持つ島でキャンプ!
学校が一段落したころ。。。
さて、どこに行こうかなーなんて思っていた矢先、同じ学校の21歳の日本人ヒロから連絡が
「マオリの人とジャラール(スペイン人)と島にキャンプいきませんか?」
2つ返事で決まったこの旅!まさかの島キャンプが実現しました!
こちらがマオリのJim(ジム)の自宅。ニュージーランドのタウランガという場所にあります。まずはここに集合。
家の中に薪ストーブは入ってるし広々としてるし、海まで徒歩3分だし、でまさしく楽園みたいな場所でした。
ジムはもともとはボクがいた学校の先生だったらしく、ボクが入学する前に学校を退職していたらしい。それで同じ学校のヒロと交流があるわけでした。
そして、ジムが準備してくれていたのは、まさかの魚の燻製!超いい匂い!
魚釣り大好きジムならではのお出迎えでした(ちなみに、魚の種類はボラでした)。
こちらがニュージーランドの燻製チップ。
っで、諸々の準備をしてから向かいます。ジムが魚釣り大好きなので釣り竿はもちろんのこと、まさかの自前の網まで持って行きました(笑)
そして、このなんともいえないハイパー簡易的なフェリーに車を載せて移動します。
こちらがジムです。
ちなみに、ニュージーランドの至る所でこういう景色が見れます。車を海沿いギリギリまでおろして、ボートを降ろす。中流階級の人まで普通にボートやらなんらやを持っているニュージーランドらしい光景です。
っで、島に到着するやいなや向かった先はまさかの私有地内!
っというのも、ここの島はマオリの人たちが代々継承していく土地のようで、ジムは島ですれ違うみんなに挨拶して
「Kia Ora!(キアオラ・・・マオリ語のこんにちは)」
っで、僕達に
「あれ、My cousin!!(俺のいとこ!)」って何回も言ってました。
実際、さすがに下の名前まではわからないまでも、島にいる人の苗字はすべてわかるらしいです。
なので、私有地内に入っても一声かけておけば全然問題ないらしいです。
今日のキャンプ地
柵を超えて、道なき道を進んでいくと砂浜に!
そこはマジで絶景でした!
っで、周辺でテントが張れそうな場所を探して・・・
ここをキャンプ地としました。ここなら満潮になっても問題なし。
右側の男の子がヒロ。ジェラールは仕事に就いたため来れませんでした。
釣りの準備!
そして、今日の晩飯を採るために準備を!ちょっとわかりにくいかもしれませんが、微妙に水面が揺れているところに魚がいて、このへんはタイ(snapper)が釣れるそうです!
っで、ジムお手製の仕掛け網も設置します。釣れっかなー。
なんてしている間にすぐに夕暮れに・・・!憧れだった砂浜での焚火!
流木がそこかしこにありますし、松の木が立ち枯れてたりもするので薪は十分。
「これ、本当にいいのかなー。直火とか。」
疑問に思ってジムに聞いてみたんですけど
「いいよ!全然。毎日やるわけじゃないし。ただし、火が移らないように気をつけてね!」
って言ってました。
いやー、夢がかなった瞬間でした・・・。
っで、この日の夕食は!
まさかの釣果ゼロ!(笑)
念のため準備していたパスタでお腹を満たして眠りにつきましたー。
あのジムの悔しそうな顔が今でも忘れられません(笑)
島の反対側へ!
翌朝は島の反対側の浜へ。ポイントを変えて鯛を狙います。
気合を入れて向かったジム。
ボクは森の中を散策。
海は荒れ気味でしたが、超絶キレイです。ヤバい。
海に飛び込むヒロ(笑)
平気で浜辺を走っていく四駆の車。
そして、ジムがついに!!
鯛を釣り上げた!
ドヤ顔のジム。
その場で〆ます。超慣れてる手つき。
ちなみに、魚のエサは英語でBaitなんですけど、これガソリンスタンドで販売されてます。それくらい釣りがこの国ではポピュラーみたいですね。
夕食をつくろうとするも・・・
釣り上げた鯛を煮込むらしい。ジムは料理も好きみたいで、全部やってくれます。
これがこちらのガスコンロ。ぶっちゃけかなり安っぽい作りです。
よくわかんない貝も入ってます。
っが、まさかの超強風で全然火がつかず、ボクのワンバーナーでパスタを茹でるも、パスタを茹で終わったくらいにガス切れ。
ぶっちゃけこの日の晩御飯は悲惨な感じでしたね。
まぁこれもアウトドアらしいっちゃらしいのですが。
仕掛けの方は・・・
釣りへの情熱が半端ないジムは夜中の2時に干潮になったのを見計らって網を仕掛けに行ってました。
釣り熱ハンパねー。
っで、何が捕れたのかというと・・・
ボラでした。。。もういいよ、ボラは・・・。
ガーリックをガンガンにぬりたくって食します。それでも、臭いんですけどね・・・。まぁジムが一生懸命やってくれてたし・・・。
っこんな感じの仕上がり。美味しくいただきました!
っで、撤収したわけです。
いやーかなり疲れたし、しんどかったすねー。
ワイルドな感じの場所なので、当然シャワーとかないし、海で身体洗えばいいっしょ?的なノリで過ごしてみました。
焚火臭がハンパなかったです(笑)
まとめ
マオリの人だけではなく、ニュージーランドの人はみんな釣りが大好きで、どこでも釣りしてます。
ポイントによっては鯛や鮭が釣れるので、かなり日本人的にも美味しい感じです。ちなみに、市場で鯛を買おうとすると1キロ40ドル、日本円だと3,200円くらいでした。いやーこれなら釣ったほうがいいっすね!
ただし、もちろん一日で釣っていい量が決められていて、だいたいどこも1〜2匹程度にしておくのがルールみたいです。(場所にもよりますが)
ニュージーランドの人は、キャンプを楽しむというよりも、キャンプしながら「何か」を楽しむ傾向の方が強いです。
ので、道具とかも特にこだわりがないみたいです。「俺は釣りができればいいさ!」ってジムは言ってました。
個人的には何もしないキャンプが好きなので、ふわーっと焚火をしながら海を眺めてゆっくりできたのがなんとも言えない至福の時でした。
以上、マオリの人と一緒にキャンプをしてきたよー!というブログでした!
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