ども、さくぽんです。
花粉症の症状が一段落した気がします。っというか、やっぱり疲労が溜まると免疫が落ちて症状が悪くなるんでしょうね。お休み頂いたので少しマシになりました。次はヒノキ花粉が待っているんですけどね・・・。
さて、今回はキャンプ道具のメンテナンスの話です。
この記事は2016年に公開されたものを、2019年6月に加筆・再編集したものです。
ダウンシュラフメーカーの方に聞いたダウンシュラフの正しい洗濯方法については、この吹き出しの中で説明していきます。
寝袋のメンテナンスを家でやってみた。
昨年1年間フル稼働してくれたNANGAのダウンシュラフ。そして、ついでにモンベルのシュラフも。家に帰るたびにリセッシュして干してはいたんですけど、改めてしっかり洗おうと考えた次第です。
今回、ダウンシュラフを使っての洗い方になりますが、基本的には化繊の寝袋でも同様の方法でフカフカになります。
専用洗剤で!
モンベルで売っているダウン用の洗剤を購入。お値段1,200円です。
裏面の製品紹介。
ダウン製品を洗うことに特化した機能を持っているとのことです。
洗濯する際、上記のようなダウン専用洗剤を使用してもいいけれど、自宅にある普通の洗剤を使っても寝袋は十分綺麗にできるよーとのことです。
ダウン専用洗剤の効果としては、撥水機能を持たせたり、よりダウンにダメージを与えずに洗えちゃうよーというものが一般的だそうです。
早速、洗濯開始!まずはお風呂の浴槽にぬるま湯をためます。
そして、シュラフをその中へ・・・。ちょっとためらいますが、入れてしまいましょう。
これは僕が試した話ですが、大体入浴するときよりもちょっと熱めのお湯のほうが汚れの落ちが良かったような気がしないでも無いです。
まぁ考えすぎかもしれませんので、大体40℃前後のお湯で洗いましょう。
う、ガンガン濡れていく。。。
でもビビらずやっていきましょう!!!
そして、洗剤を入れます。シュラフ1個あたり、キャップ24杯入れます。さっきの洗剤1本でシュラフを3つまで洗えるそうです。
一般的な洗濯洗剤を使うとき、膝下くらいのお湯で洗うので、大体40L 分くらいの洗剤を入れると良きです。
ただ置いているだけじゃ中まで洗剤というかお湯が浸透していきませんので、手で押しこんでいきます。僕は途中でめんどくさくなって足で踏み洗いしてしまいました。約10〜15分くらいやりましたでしょうか。
っで、驚いたのが、この水の汚さ。ちょっと写真だとわかりにくいんですけど、想像以上に汚くて絶句しました。
っで、よーくすすぎます。何度かお湯を入れ替えながら洗剤が残らないようにします。
10分程度を何度か繰り返しつつ、踏み洗いを続けます。
私は大体3回ほど、汚れが出なくなるまで踏みました。
っで、洗濯機で脱水。約30分くらいですかね。え、洗濯機で脱水していいの?って思いましたけど、製品の取り扱い表記のところにそのように記載がありますので大丈夫なのでしょう。
メーカーの方曰く「2回脱水」とのことでした。
試したときは、特に時間指定などはせず普通にデフォルトのままで2回脱水。脱水後の寝袋はめちゃくちゃ軽くなってました。
十分に脱水できたら後は干すだけです。この時に、シュラフの中のダウンに偏りが出ます。濡れているのでダウンが固まった状態になります。
濡れているうちはこれを均等にすることは不可能ですので、とにかく干して待機します。
太陽ガンガンの下で干すのはNG。紫外線でやられてしまいますので。陰干しが基本です。
最終的には、低温の乾燥機にいれてじっくり乾かしたほうがいいみたいなんですけど、家の近くに低温の乾燥機があるコインランドリーがなかったので外干しだけにしました。
風通しの良いところで陰干し、が鉄則だそうです。僕は大体丸3日ほど干してフカフカになりました。
理由としては上にあるように、寝袋の生地を傷めてしまうから。
寝袋の生地に撥水や防水などの機能をもたせた商品もあり、そういう機能がどんどん弱まってしまうので、日なたでは干さないのが良いのだそう。
更に言うと、最後にアイロンをかけると良いのだとか。防水素材でよくレインウェアに使用されるゴアテックスも乾かす時に乾燥機にかけたほうがよい、とされます。同様に寝袋でも商品によってはアイロンをかけてあげると良いらしい。これは僕も試していないし、商品にもよりけりだということなので、必ずメーカーに聞いてみてからのほうが良いでしょう。
結果・感想
あんなに水につけちゃっていいの?みたいな不安がありつつ洗濯してみましたが、想像以上に汚れていて、それを自分の目で見れてある意味良かったです。ちゃんとメンテナンスしてあげないとなーって思いました。
干す作業が手間というか、時間がかかります。中のダウンがしっかり乾かないと性能が落ちてしまいます。せっかく洗ったのに性能が落ちたら意味無いですよね。
濡れてダウンが偏ったのを手で触った時に「うわ!まさか、やってしまった・・・?」って思いましたが、乾いた後に全体に広げてあげれば元に戻ります。安心しました。。。
シュラフを自宅で洗濯すべきかどうか
専用の洗剤が1本1,200円で、シュラフ1個あたり約3分の1を使用します。つまり洗剤代が1個あたり400円ですね。
全体的な作業時間は、洗うのが40分〜1時間くらい、脱水30分、陰干し1日中(その日の天候にもよります。場合によっては何日もかかることも)です。っで、できれば乾燥機にもかけた方がいいみたいです。
ってなると地味に時間がかかる感じです。
ネットでシュラフのクリーニングサービスを見てみたんですが、スノーピークやISUKAなどで対応してくれてますし、テントクリーニング.comでもやってくれます。
どこもだいたい1個あたり3,200円〜5,000円くらいです。オプションで色んな機能点けてくれるのもプロにお願いする良い点でもあります。
お金のことを考えれば、もちろん自分でやったほうがいいです。しかし、意外と手間がかかって時間が取られてしまいます。
面倒だなーって思う人はプロにお願いしちゃったほうが絶対ラクですね。仕上がりも素人がするよりもいいでしょうし。
ただ、自分の使っている道具を自分でメンテナンスをするのは気持ちの良い作業でした。イチローが自分のグローブをメンテナンスする的なイメージでしょうか(イチローファンの方すみません)。
ってなわけで、手間はかかるけど、自分でメンテナンスをしたい方はぜひ休みの日にやってみてください!
ほんとびっくりするくらいフッカフカに仕上がりますので、やる価値ハイパー感じます!めんどくさそうに感じますが、割とやってしまえば大したこともなし。
部屋の中でサーキュレーターや扇風機を回しつつ、除湿機を回す場合は5日くらい干しっぱのほうが良いかもしれません。
ダウンシュラフ用の洗剤ですが、Amazonのレビュー評価もなかなか高いみたいです。
動画でもダウンシュラフを洗ってます。
動画でもダウンシュラフを洗ってみました。
それなりにわかりやすい手順になりますので、よかったらご参照ください!!
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