ども、さくぽんです。
ようやくニュージーランド南島旅日記の最終記事、ミルフォード・トラックに入ります。3泊4日のトレッキングで数百枚の写真を撮ったので、前編・後編に分けて紹介していきます!
ついに、ミルフォード・トラックに

現在地はテアナウとい町でした。ミルフォード・トラックという「世界一美しいトラック」と呼ばれる3泊4日のトレッキングに参加します。
ガイドなしの個人ウォークは1日40人しか入れないのですが、あまりにも人気過ぎてスコットランド人曰く、わずか6分でそのシーズン(2016年10月〜2017年5月頭まで)チケットが売り切れたらしいです。さすが世界一。
ボクはたまたまウェブサイトをチェックしたら1部屋分だけ空いてて(たぶんキャンセルが出た)、運良く行けることになりました。超ラッキー。
3泊4日、全道具はこんな感じ

ウェア(3泊分)、レインウェア、食べ物、ヘッデン、クッカー、写真にはないですが寝袋も持参です。水は山小屋でゲットできるので、1日目分だけで十分なのと、同様にガスの供給もあるので、ガス缶などの燃料がいらないのは助かります。

初めての3泊4日トレッキングだったので、なんか心配すぎてとにかくバックカントリー系の食べ物を買いまくりました。
朝晩はガスが使えるのでしっかり食べて、昼はシリアルバーでさくっと。そんな感じでした。
いよいよ行くよ!
まずはテ・アナウという拠点となる町からバスでテ・アナウ ダウンというポイントまで行きます。そこからボートに乗って出発地点へ向かいます。

バス、ボート共に事前に予約しなければ行けませんが、全部ネットでできるので楽勝です。ニュージーランドはこの辺すげー便利なんですよ。

フェリー船内にあった、今回のトレッキングルートのマップ。

40分ちょっと?かな。いよいよ出発地点に到着です。

ちなみに、コースに入る前にブーツの消毒を行います。自然保護。

わくわく。

この日の天気は曇り後晴れ。雨が多いことで有名なこの辺りなんですけど、雨予報は最終日のみでした。

雨が多い森特有のこの苔むす感じがスゲー神秘的でした。

ここは宿泊施設。個人ウォークの人には関係のない場所ですが

どうやって必要物資とか手に入れてるのかなーと思ったら、ヘリで運んでるシーンに遭遇。1日に何往復かしてるみたい。この辺り、ヘリで普通に運んじゃうのもニュージーランドっぽい。

キレイな川と絵になる橋。

コースには1m(マイル)ごとにこういった標識があります。コース全長は33m(約53km)3泊4日で歩きます。

段々晴れてきた。

シダがたくさん。

めっちゃ晴れてきた。

湿地帯。

ボクは60Lのバックパックで行ったんですけど、それよりも小さい人もいれば、大きい人もいました。

この日はわずか1時間半程度のウォークで終了。

こちらが1泊目の山小屋。道中、3つの山小屋があって、そこに必ず泊まることになります。余裕があるからといって、勝手に歩いていってもベットがなくて泊まれません。

早いもの順でベットを決めて、その番号と名前を記入。チケットの半券を入れます。

山小屋の中とベッドはこんな感じ。

昼飯はさくっと。

キッチンはこんな感じです。水は煮沸するか、浄水すれば飲めます。(煮沸も浄水もしないで飲んでる人もいましたけど)

近くを散歩して終了。ボクは朝イチのバス、ボートなのでかなり時間がありました。昼寝したくらい(笑)

管理人の人がこの辺の自然を紹介してくれましたが、訛りがキツくてほぼ聞き取れませんでした。悲しい。
2日目

2日目が始まりました。モヤが発生してて幻想的でした。

早々に出発。今日の目的地はミンタロハット。約6時間の行程です。


朝イチのこの森の感じが最高に好きです。普段は緑色の森が、太陽の光で黄金色に輝く感じ。超キレイ。
太陽、偉大。自然、最高。

このエメラルドグリーン色の川は2日目の見どころらしい。たしかに不思議。

わりと普通に落ちてる動物の骨がみれたり

そこでぼけーっとしたり

快晴だったのでとにかく景色が最高でした。

ニジマスらしき魚。川の透明度がスゴイです。


万年雪を被っている山々なので、そこかしこで小さい滝が発生してました。

豪雨が降った時は左側の柱の高さまで水かさが上がってしまうみたいです。川から1mは高い場所に歩道があったのですが・・・ここの自然の厳しさを痛感しました。そして、晴れててラッキー。

昼ごはんはさくっと。ハリボーは僕の好物。

たんぽぽが咲いてて、なんか癒やされました。日本を思い出す。

謎にランニングをしてる人がいたけど、どこから来て、どこへ行くのか不思議。

バス・ストップという名のシェルターがあって、この中はサンドフライ(ブヨみたいな虫)が入ってこないのでここでゆっくりしてました。
1日の行程が約6時間計算なので、超ゆっくり進んでも余裕で次の山小屋までたどり着くことができます。
なので、「60Lのバックパックとか背負うとか僕には無理」 とかいう人でも、ゆっくり休み休みいけば大丈夫です。
実際60代の人も歩いてましたから。

これも自然の厳しさを象徴する看板。雨が降った時は水の勢いがすごくてエマージェンシーブリッジを渡る必要があります(写真2枚めの下の方)。

ミルフォード・トラックは個人ウォークとガイドがつくガイドウォークの2種類あって、ガイドつきの方はこのロッジに泊まるみたいです。
荷物を運んでくれたり、詳しい説明をしてくれるので便利なのですが、3泊4日の行程で15万円くらいかかるのでお金持ちしか無理です。韓国人と日本人が多かったです。

この山と山の間を歩いて行くコースです。明日に続きます。

この日の山小屋はこちら。朝9時くらいに出て、ゆっくり進んでも4時前に着きました。


中はこんな感じ。

天気の情報などが書かれてます。

みんな靴はこうやって干します。

ご飯はタイカレー。

お湯を入れて

軽くかき混ぜ、待つだけ。10分くらい。

普通にうまかった。12ドル(1,000円)くらいなので、ちょっと高いですが便利。
2日目まで終了。
体力的には全然問題なし。朝の景色、昼の景色、夕方の景色。どこを撮ってもとてもキレイ。
自然の美しさと厳しさをヒシヒシと感じながら歩いてました。それでは、後編に続きます。





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