ども、さくぽんです。
ここにきて急激にガソリン系器具がロマン満載だなーっと思ってきました。そんな話です。
ガソリン系キャンプ道具、持ってます?
皆さん、ガソリン系のキャンプ道具ってどれくらい持ってますか?
コールマンのガソリンランタン、ツーバーナー、ワンバーナーやMSRやSOTOのマルチヒューエルバーナーなどなど。
初心者にはちょっと扱いが面倒なので、オススメをしてこなかったのですが
先日有野実苑で行われたキャンプ場向けの講習会をキッカケにガソリン系キャンプ道具熱が燃えに燃えております。
ぶっちゃけ使ったこと、あんまりなかったです。
このブログを読み込んでくださっている人はわかるかもしれませんが、我々ほとんどガソリン系のキャンプ道具を使ってきませんでした。
理由はズバリ「面倒」だから。
です。ポンピングするの面倒だし、メンテナンス必要らしいし、ガソリン持ち歩かないといけないし、車で常に移動してるからマントル破けやすいし。
理由を上げ始めたらキリがないのです。
っが、ここに来てその面倒くささこそ、男のロマンであり、かつ、ちゃんとメンテナンスをしていれば「長く使える」ことにすごく魅力を感じてます。
一応ガソリンランタン持ってるんですけどね・・・最小限の灯りで楽しむのが好きな僕としては使う機会がほぼなかったです。
長く使えるってどういうこと?
先日の講習会での一コマです。ガソリンランタンを実際にバラして、中の構造を理解し、メンテナンスができるようにするという講習です。
これが超面白かった!!
まず思ったのが、構造が超カンタンなので修理が簡単だし、そもそもちゃんとした正しい使い方をしていればそんなにメンテナンスが必要ないみたいなんです。
今までメンテナンス面倒とか言っててすみませんでした!
コールマンの公式動画がわかりやすい
こちらがワンマントルランタンの使い方。たしかにポンピングが面倒っちゃ面倒なんですけど、ポンピングさえしっかり行えば点火できますし
何がいいって、これ何十年も使えるってところなんですよ。
これはメンテナンス動画。たぶん女性はこういうの苦手かもしれませんが、こういうの好きな男子って結構いますよね。
僕自身、面倒くせーなって思っちゃうタイプなんですけど、ちゃんと構造を教えてもらって、なんでこうなっているのか、どうやったら治るのかがわかるとなんかスゲーおもしろく感じてしまったのです。
正しい使い方、正しい後処理。
コールマンの社員さんで山村さんという方がいらっしゃいます。業界の中ではミスターコールマンと呼ばれる方で、現在のコールマンジャパンの中では最古参の方のようです。
僕もライティングさせてもらってる「.HYAKKEI」で山村さんへのインタビュー記事がありますので、ご興味のある方は御覧ください!
正しい使い方やメンテナンス方法は上記の記事に事細かく記載されています。
ざっくりと言うと「コールマンのエコクリーンを使って、数ヶ月使用の予定がないときは燃料を抜く」ことをちゃんとやってれば、半永久的に使うことができるそうです。
実際、30、40年前のガソリンランタンを使っている人も普通にいますし、山村さん曰く「修理できるので、正しく使っていれば完全に壊れることはない」とおっしゃってました。
なんでコールマン純正の燃料を使わないといけないの?
コールマンが販売している純正のガソリンは「エコクリーン」というホワイトガソリンです。山村さんはこれの使用を強くオススメしていました。
なぜかというと、コールマンのエコクリーンは、ジェネレーターの不具合の原因となる物質が入っていないから、なんだそうです。
ベンゼンなどの不純物がジェネレーター周辺でススに変わってしまって、それが原因でジェネレーターが詰まり、交換が必要になるんだそうです。
コールマンのエコクリーンは、その不純物を一切取り除いているから、ジェネレーターが長持ちするので、正しい燃料を使ってほしいと熱弁されてました。
ガソリンスタンドやホームセンターなどで販売されているホワイトガソリンはこのベンゼンなどが混ざっているそうです。
あれだけ熱弁されていたのですから、間違いないのでしょう。上で紹介したインタビュー記事でもその旨が記載されてます。
また、なぜ使わない時に燃料を戻さなければいけないのかといいますと、燃料をそのままにしておくとタンク内がサビてしまったり、チェックバルブというパーツが腐食してしまうからだそうです。
これらの現象は、ガソリンをしっかりと抜いておけば防げることです。
半永久的に使えるって・・・ロマンじゃね?
「半永久的に使える」ていう響き、ロマンじゃないですか?
ほら、テントとかはさすがに生地がダメになってしまったり、寝袋も中のダウンがふにゃふにゃになったり
どんだけ大切に扱ってても壊れてしまうものってあるじゃないですか。
それがこのガソリン系器具、ランタン・バーナーはジェネレーターの交換、あるいはバルブキャップなどを洗浄したりすれば半永久的に使えるんですよ!
実際1940年代のランタンとか見たことありますけど、全然普通に使えてましたし
自分たちが(1990年生まれ)生まれる前のものでも使えて、かつ機能的ってところにものすごく男のロマンを感じます。
まとめ
ってなけで、先日の講習会以来、ガソリン系のキャンプ道具が猛烈に欲しくなったさくぽんでした。
ツーバーナーを新品で買うと2万ちょっとするので、ヤフオクとメルカリと見ていい感じのを探してます。中古でも直せば全然使えるってことなので!
サビだけはどうしようもないみたいなので、良い状態のものを見かけたら買ってみます。
皆さんもぜひ参考にしてくだされ!
みんなのコメント!
中古は右側のバーナー周辺と一段下のフレームがが吹きこぼれで錆びてる状態が多いので選ぶ時に気をつけろと先輩に言われ、注意深く探しましたねー。私は○ードオフで7,000円位で運良く見つかりました!
知り合いにノーススター譲ってもらいデビュー戦で使用したけど、確かにやった感は得られた!
分からないなりにプチメンテしたりも楽しめたし!ツーバーナーはポンピングしんどそうで悩んでるけど(笑)
マルチヒューエルストーブのオプティマスポラリスで灯油を使ってます
あの轟音がたまらないんですよねぇ
災害時も赤ガス白ガスなんでも使えるやつの方が安心ですからね
ランタンもフェアーハンドとペトロのハリケーンランタンがメインです
液燃最高!
ガソリンランタン286A、2つ所有してます。
コールマンの「何十年と使える!」「親から子へ!」という歌い文句にほれて購入しました。
自分はガソリンランタンの、「コーッ!」っていう燃えてる音が大好きです。
ガソリンランタンは購入しちゃえば燃料のコスパもいいですしね。
Viva ガソリンランタンです!
KAMACAMPさん
そうみたいですね。吹きこぼれによるサビが圧倒的に多いみたいです。逆をいえば、吹きこぼれさえ注意してればある程度サビを防げるのかなーっと!
7,000円でゲットは安いですねー!いいなーー!
マツケンさん
「やった!」感ありますよね!
ツーバーナーもポンピング大変っちゃ、大変なんですけど、火力が強いのでやっぱり良いなーと思う昨今です。
カサイさん
あの轟音がたまらないですよねー。うん。
災害時、寒いときでも使えるってのもなかなかにポイントが高いですよね。うん、最高。
ようちんさん
2つですか!いいですねー!!
事実、ちゃんとメンテナンスしてればずっと使えるので、たしかに買ってしまえばコスパは高いですよね!
僕もあの独特な音がスキです。ロマンあるなー、やっぱり。
ツーバーナー、スポーツスター、ワンマントル、ツーマントル使ってます。
ポンプカップのメンテぐらいで20年ぐらいは余裕です。
まぁ、万が一に備えてチェックバルブ交換工具とジェネレーターは準備してますが、今のところ出番はなさそうですw
yakanさん
20年選手ですかー。やっぱりいいですね、ロマンがあります。
最近はじめた人はこういうの知らないだろうから、もっともっと知ってもらえたら道具のメンテナンスとか、選び方の楽しみ方の幅も広がりそうですね!
286A使ってまーす。
私の感覚では全く手間にはなってないですねー。音と、なんとも言えん点灯具合がたまらんです!
なーおさん
やっぱりあの音がたまらんですよねー。オートキャンパーはもっとガソリン道具を多用してもいいのかもしれないですね!