【比較レビュー】NEMO「スイッチバック」とTHERMARESTの「Zライトソル」は正直体感で違いはわからないレベル

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寝袋・マット

ども、さくぽんです。

佐久間亮介(さくぽん)1990年3月生まれ。
このブログの発起人。ライター、モデル。小型ロッジテント「ガレージテント」がtent-Mark DESIGNSから発売!イベントやコンテンツ企画をやる人。あと、地味に教員免許持ってる

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僕らのキャンプ場「我々ランド(仮)」のことを色々と調べている最中ですが、日本一周キャンプ旅を始めた初期の頃の感じがします。手探りでゴリゴリ進めて行く感。がんばります。

さて、今回はマットの比較レビュー。気になるNEMOのスイッチバックとTHERMARESTのZライトソルを比較したよ!

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【比較】NEMO vs THERMAREST

2018年の暮れに発売された、NEMOの新作マットレス【スイッチバック(SWITCHBACK)】

早速使ってみて単品レビューを書いたのですが、

気になるのは、THERMARESTのZライトソルとの違い

同じクローズドセル(要するに、パタパタと折りたたむウレタンマット的な)の部類に入るのですが、今までは王道がTHERMARESTのZライトソルで、我々Hyper Camp Creators的には、

3シーズン程度であればキャプテンスタッグのEVAフォームマットでも十分じゃないですか?という結論でした。

今回は、ガチンコ勝負ということでキャプテンスタッグのマットレスはさておき。

THERMARESTのZライトソルとNEMOのスイッチバック(SWITCHBACK)を比較していきます。

サイズ感は変わらず

今回試したのは、どちらもレギュラーサイズ。

そのため、縦の長さは183cmでどちらも変わらず。横幅も同じ51cmでした。

じゃぁどこが変わったんだっていうと、「厚さ」です。

THERMARESTのZライトソルは厚さが「2.0cm」に対して

NEMOのスイッチバック(SWITCHBACK)は厚さが「2.3cm」です。

わずか0.3cmの差ですが、微妙にスイッチバック(SWITCHBACK)のほうが厚いです。

写真でもなんとなく伝わりそうですが、THERMARESTの方はもうかれこれ3年以上ハードに使い込んでいるので、多少凹んでたりもするのかな。

つまりサイズ感は

・THERMAREST Zライトソル 縦183cm☓横51cm☓厚さ2.0cm(重量410g)

・NEMO  スイッチバック(SWITCHBACK) 縦183cm☓横51cm☓厚さ2.3cm(重量415g)

となり、ほぼ変わらずですが、SWITCHBACKの方がわずかに厚さがあります。

体感ではほぼ変わらず。

じゃぁその「0.3cm」の厚さの違いって体感でそんなにわかるか?っていうと正直あんまりわかんなかったです。

わずかに、スイッチバック(SWITCHBACK)のほうが厚いんですけどね・・・誤差の範囲内というか。

どちらもしっかりとしたマットレスなので、よほどの大きな石がないかぎり、地面のゴロゴロ感を感じません。

写真にあるような小砂利であれば、全く問題なし。

あれ、凸凹が・・・違う?

じゃぁどこが違うのかっていうと、表面の凹凸の加工が違いました

この写真をみてわかりますでしょうか。

ほら!THERMARESTの方は、規則正しく凸凹になっているのですが、

NEMOのSWITCHBACKはというと、特殊な形状をしています。

NEMOの公式HP曰く、

NEMO独自の六角形の交点を持つコンフォートゾーンにより最上級の快適性を提供します。
コンフォートゾーンをクモの巣状に連結することで全体の剛性を高め、地面からの底付きを軽減します。

NEMO公式HPより

とのこと。確かに形状が違っていて、単体で触ったときにはそんなに気にならなかったけど、こうして比べてみると歴然。

THERMAREST Zライトソルの方が均等になっているのがよくわかるし、

NEMOのSWITCHBACKの方は、特殊な形状であることがとてもわかります。

だが、しかし!こう言うと誰かに怒られるかもしれないけど、実際に使ってみての体感は、ほぼほぼ変わらないと僕は思いました。どちらも優れたマットレスで、地面のデコボコを感じることはなく。

さっきの厚さのところでの違いもそうですけど、ほぼほぼ体感的にはそんなに劇的な違いは無いように僕は感じます。

それこそ厚さによる体感温度の違いとかは、サーモグラフィー的な何かで見ないと変わらないと思うんだ。断熱性能を示すR値は、NEMOの方に記載なし。Zライトソルは2.6ですが、体感でそんなに変わらない気がするから、同じくらいなんじゃないかと。

反対側も

銀色の面も。

「銀色」と表記したのは、表裏がそれぞれ違います。

THERMARESTのZライトソルは、アルミが表面に蒸着されていて、銀色のほうが「表」で、

NEMOの場合、オレンジ色のほうが「表」で、銀色の面は「裏=地面側」になります。

それゆえに、THERMARESTのZライトソルは銀色の面が表で、人間の体温を保つような構造であり、

一方のNEMOの方は、オレンジ色の方が表、銀色を裏にして、地面からの冷気を遮断すると公式HPに書いてあります。

ぶっちゃけどっちでもいいというか、その日の気温などによって表裏を変えて使い分けるのが正しいようです。

参考:Zライトソル、どちらが上?下?【引用元:モチヅキHP】

値段も変わらず6,200円

今のところ、わずかながらの厚さの違いと、表面の形状の違いがありましたが、「体感」でいうとほぼほぼ変わりありません。

0.3cmの違いがあっても、実際どちらも地面からの冷えを防いでくれたり、地面のデコボコ感をなくしてくれたりっと変わらぬ性能です。

さらに!値段も一緒です。たしか去年までTHERMARESTのZライトソル(レギュラー)は、お値段7,200円だったのですが、2019年3月の価格改定で値下げされているみたいで、お値段6200円(税抜)

NEMOのSWITCHBACKも同じ値段、6200円(税抜)です。

っとなると、何を基準にどちらを買うべきなのか迷うところですが、もはやこれは好みの問題かなぁと思います。

僕の体感でいうと、どちらもすごく良いマットレスで、底付き感もなし、冷気の遮断もされる。マットレスとしての厚さも最低限ある

形状や厚さは微妙に違うけど、体験で圧倒的に何かが違うかというとそうでもない。

となれば、後は好みの問題だなぁと。

老舗で長年の歴史、王道感のあるTHERMARESTのZライトソルを選ぶのも良し。

新進気鋭、突如差し込んできたNEMOのSWITCHBACKを選ぶのも良し。新しいもの好きな人はこっちでしょうか。

こだわりがある人はぜひ、一度店頭で見てから選んだほうが良いと思います。都内でいうとL-Breathで見かけましたので。

どちらも良きキャンプ用マットレス!

ってなわけで、THERMARESTのZライトソルとNEMOのSWITCHBACKを比較レビューしました。

正直、THERMARESTが値下げする前は、1,000円安いからNEMOもオススメだよ!って言おうかなぁと思っていたのですが、

まさかの同じ値段に価格変更。

っということは、つまりどちらもオススメできるマットレスということでもあるかと。

いずれのマットも使い心地や製品性能ともに文句なし。どちらを選んでも長年使えるアイテムかと!

THERMARESTのZライトソルをレビューした記事もあるから、良かったら読んでもらって、吟味してください。

NEMO公式HP:SWICTH BACK

モチヅキ公式HP:THERMAREST Zライトソル

今回紹介したキャンプ道具

みんなのコメント!

  1. hide.T より:

    極寒とか極限で使うともしかしたら差があるのかもしれないけれど
    一般的なキャンプシーンで使うにはほぼ差が感じられないということですね

    いつも実際使ってみてのレビューとても参考になります。

    やはり使う道具は好きなデザインや
    お気に入りの色だとテンション上がるのではないかと
    後は好きな方の色で選択でもいいですね(^^)

  2. さくぽん より:

    hide.Tさん
    ですねー。マイナス5度くらいの状況で使いましたが、そんなに違いは感じませんでした。
    なので、僕らみたいなオートキャンパーにはあんまり違いを感じにくいのかも。

    好みの道具で!それだけでテンションあがるのがキャンプのいいところですね!

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