ども、さくぽん&ヤマケンです。
2020年が始まり、皆様いかがお過ごしでしょうか?昨年は台風被害が大きく、キャンプ場界隈はなかなかに大変な思いをされたところの多い1年でした・・・ので、今年は、天候に恵まれて楽しいキャンプライフが過ごせるように願います!
さてさて、今回は、2019年の暮れに、僕ら大好きユニフレームさんの工場を見学させて頂いた話です。
ユニフレーム @ 燕三条
2019年12月に、ユニフレームさんの工場がある新潟県まで行ってきました。
今回の目的は、工場見学&シェラカップの増産。
2017年、さくぽんがユニフレームの偉い方に無謀にもシェラカップの生産がお願いできないかと聞いたところ、快諾して頂いて作ったシェラカップも、皆様のおかげであっという間に在庫がなくなりました(300個あったんだよ!本当にありがとうございます)。
っで!追加の生産ができないかと、また図々しくも聞いてみたところ
「今度さ、自分でプレスしてみる?」
というキャンパー的には超超超ありがたいお話をいただき、いつもお仕事を一緒にやってもらっているヤンさんとみきちゃんと一緒に4人で新潟本社へと向かったわけです。
ホントいつも図々しいお願いにも関わらず、快諾してくださるんだよなぁ。ユニフレームさん。
お世話になってばっかりでございます。いつもありがとうございます!!
ちなみに私達はユニフレームさんにシェラカップを作って頂いている取引先という存在です。たまに自分たちがなんなのか分からなくなってしまいますが一応念の為。
まずはショールームから
本社にあるショールームを見学させて頂きました。
実は私さくぽん。2014年の夏にもユニフレームさんを訪ねさせて頂いたのですが、その時にはまだこの本社はできておらず。今回、初めて入りました。
ちょうど僕が北海道でとうもろこし工場にいたのかなんなのか忘れちゃったんですけど、佐久間単体でお邪魔してました。今回ぼく初めてでやだ舞い上がっちゃう!!
ユニフレームさんの数々の名品がびしっと並べれていました。
一部「え!なにそれ!」みたいなのは国外向けだったり、デモ品だったりするらしいです。
シェラカップの数は圧巻でした。。。すげーよ、ほんと。
シェラカップといえばやっぱりUNIFLAMEです。
そして、こちらは、ユニフレームの母体である株式会社新越ワークスが生産しているザル関連。
学校給食やラーメン屋さんなんかでのシェアが非常に高いようでして、実は僕らしらずしらずのうちにユニフレームさん(新越ワークスさん)のアイテムを使っていたりするそうです。
だからかどうかは知りませんが、2018年だかに本当に需要があるんだかないんだかわからないハンドルが折り畳めるキャンプテボというアイテムを発売してましたよね。
この前キャンプで横浜家系ラーメンを振る舞っていただいたのですが、テボ大活躍してました(需要あった)。
あるんだかないんだかに草生える
あったのも草生える
さらに、こちらはペレットストーブ用のペレット。
ペレット自体は、国内の企業から仕入れているそうですが、ストーブ本体は新越ワークスさんで生産をしているんですって!
そんなことまで手掛けているユニフレームさん(新越ワークス)です。
以前から行っている事業らしく、そこには持続可能性についての熱い想いがありました。
いや、なんか歓迎までしていただいて本当恐縮です・・・ただ遊びに来ているだけなのに・・・。
いやほんとただ遊びに
シェラカップの生産へ
シェラカップの生産へ。工場内に入らせていただきました。
このマシーンマジすごかった。ステンレスの棒材?をくにゃくにゃ曲げてくマシーン。
近くでは、ユニフレーム製品の部品加工をしていたり、ザルを作っていたり。ユニフレームのアイテムは「国産」表示が多いけど、本当に国内で作ってるんだなぁってのを実感しました。
最後の梱包の行程だけを日本でーっていうわけじゃなくて、まじで日本で加工をしているのがホントすごかった。
そして、こちらがシェラカップを生産する機会。
なんかシュッとしてて(?)、もっとこうなんていうんだろう・・・。ごっつい感じの昔ながらの機会で結構なパワーを使ってやるもんだと思ってたんですが、すんごいキレイ。
あと、プレスって聞いてたから腕でレバー倒してプレスするイメージだったんですけど、なんかすごい最先端だった。ボタンぽちーだった。
作り方は至って簡単。金型がセットしてあるところに、
まっさらなシェラカップをかぶせて
事故防止用のセンサーに反応しない場所まで下がって、ボタンを押すだけ。ボタンを押すと
「キュポ」
っみたいなちょっとカワイイ音がなって完了です。
え?っていう瞬間で刻印完了
下が何もない状態のシェラカップ。そして上がプレスした後のシェラカップ。マジでプレスされてるよ・・・すげー。
軽い音ともに何トンの力がかかってるのかわからないけど、ほんと、まっさらからプレスされるのほんと感動。
っと子供みたいにはしゃぐ私。
珍しくテンション上がってましたね。
ヤンさん&みきちゃんもせっかくなので、自分用のシェラカップを自分でプレスしていただきました!
2019年は特にシーン撮影のお手伝いや、イベント出展の際のお手伝いとかありがとう。
そして、実はプレス初体験のユニフレーム野崎さんと、それを見守る田瀬さん。
営業メンだから実際に自分でやったことはないのだそう。まぁそりゃそうだよね。ちなみにプレス後いい笑顔でした。
200個追加した分をひたすらにプレスしていきます。
ひとつひとつ我々がプレスしたシェラカップ。1時間もかからずにすべてプレスし終わりましたが、なんかもう常に感動しっぱなし。
相当なプレスがかかってるのに、キュポっていうカワイイ音にびっくりしつつも、こんな感じで作ってるんだなぁというのを実感。
写真だとなかなか伝わらないので、動画でご覧くださいませ!
工場見学
んでもって、その後はユニフレームさんのアイテムを生産している現場にお邪魔しました。
僕らが行ったタイミングで作っていたのが、フォールディングランタンUL-Xの2020年限定品。
ぴっかぴかのてっかてかで、パーツごとにズラーッと並んでおりまして、ほんとすごかったです。
パーツひとつひとつを丁寧に手作業で取り付け、ラインを回して役割分担をして組み立てを。
前に伺ったときにもびっくりしたのですが、手作業でひとつひとつやってるんですよね。もっと機械でガシャンガシャン作ってるのかと思ってました。
この工場のレイアウトは固定していないんだそうです。作る商品に合わせてレイアウトを最適化させてラインを作るそうで、効率も考えつつ。
そして、こちらではガス漏れのチェック。
日本のガス検は世界一厳しいとも言われている中で、もちろんユニフレーム自身でチェックしつつ、ガス検の検査も通貨。
やっすい中華製のバーナーとかもあるけど、ガス検を通ってないアイテムも多数ある中で、やっぱりガスを使うものはちゃんとしたアイテムを選びたいなぁと、この生産工程と検査の姿を見て思いました。
使い古されてる言葉だけど、ガス検通ってないアイテムを使うのは自己責任だよね。。。
いやこれほんとすごいよ。2人がかりでひたっすらに種火を当ててガスが漏れていないかをチェックしてた。
ちなみに、ユニフレームさんは燕市に工場があって、半径5km圏内にある協力工場でほとんどコトが済んでしまうんですって。
これがユニフレームさんの強みでもあるし、日本の燕三条の良さでもあるように思います。
工場を見させてもらった際にどこまで写していいのか聞いたところ「だいたいOK!」と返事をもらいましたが、ちょっとやそっと写真で工場を見た程度じゃきっと真似できない仕組みがここにあるんじゃないかなっと僕は感じました。
いいなぁかっこいいなぁ日本ブランド。こういう姿勢だから大好きになるし、応援したくなってアイテムをたくさん買ってしまう。
ちなみに燕はモノづくりが特に強く、三条は仕入れや販売などが特に強いというような特徴があるんだとかないんだとか。
地域の中で材料を仕入れ協力工場と一緒に作っていく話を聞いて、日本にもまだあるんだ!と勝手に感動していました。
協力工場の見学もさせて頂きましたけれども、職人さんたちが凄くかっこよかったです。
我々が生産したシェラカップ、販売します!
ってなわけで、そんなユニフレームさんの工場で、我々が生産(最後にプレスしただけ)したシェラカップを再び販売致します!
お値段は、前回と変わらず1,500円(税込)です。
マイナーチェンジというほどではないですが、今回はWANDERのロゴに「Pressed by UNIFLAME」と入れてもらいました!
今やネットでシェラカップの個人注文もできる世の中ですが、僕らのシェラカップは数々の企業のシェラカップを作ってきたユニフレームさんの製品です。
これまでもUNIFLAMEさんで作っていただいていましたが、ついにUNIFLAMEのロゴと一緒につけてもらえるとは……
ちなみに、今回ユニフレームさんのご厚意でチタンシェラカップも作らせてもらいましたが、そちらはネット販売ではなく、イベントなどでの直接手渡しの販売のみにしました(数がそれほど多くないので)。
前回のシェラカップを購入した方は追加でもう一個!
まだ購入したことが無い方は、ぜひこの機会にシェラカップを!
ご購入くださいませ!!
まとめ
ってなわけで。ユニフレームさんの工場見学&シェラカッププレス体験でした!
なんか知れば知るほどユニフレーム愛が深くなっていくんだよなあ。
今年もたくさんユニフレームのギアを買います
楽しい時間を過ごさせて頂きました!!本当にありがとうございました!!
この日本メーカーのかっこよさみを多くの方にお伝えしたく今回記事にした所存!!
動画でも紹介しています!
沿革から、モノづくり・価格・人の動きなどユニフレームラヴを中心とした動画を作りました!!
真面目よりな内容でありますが、モノづくりの姿勢に感動してぜひ全キャンパーに伝わってほしいと思いましたので、ご覧いただけると幸いです!!
みんなのコメント!
rio,star今年も宜しくです。
これは素晴らしい!
ユニの工場見学&プレス体験
ユニフレーム好きとしては羨ましいし、機械好きなのでたまらん
自分も行ってみたいですな
ちなみにRevoソロ自分もGETしたぜい
じょにさん
今年も宜しくお願いします!
貴重な経験をさせていただきました〜〜やはりユニフレーム好きとしては、一度は見てみたいですよね。
Revoソロ買いましたか!
僕まだ設営できてません・・・早く使いたい・・・・