どもども、アウトドアクリエイター(仮)ヤマケンです。
只今北軽井沢スウィートグラスで【超宴】というイベントに向けた場内の飾り付けをクリエイターさんと一緒にやっています(2015/05/22現在)。
そんな中でクリエイターさんに「失礼な話だけど、もしかして頭キテる?」って突然質問されました。何を今更。当然キテます。キテます(激怒)!!!
さて、今回は焚火についてのコツをひとつ。
焚火を行う際、個人的に一番嫌なのが【煙がモクモクすること】。見た目で言えば、火と煙が上がっているのは焚火っぽくていいんですが、実際に煙が上がっているそばで焚火をすると、目に入ったりして煙かったりで非常にリラックス出来ない。
そんな僕と同じ悩みを抱えている方に向けて、ちょっとした焚火のコツをお教えします。
外に干して薪を乾そう
まず点火の前の準備です。
買ってきた薪 or 拾ってきた枝等を、太陽の光に晒して、可能な限り乾しておきます。
ブルーシートなどがあれば、その上に置くと良いでしょう。また干す際も、なるべく外に露出する部分が多くなるようにすると良いでしょう。
何故かと言うと、経験上、薪は水分が多いと木の水分がシュワシュワ出てきて煙になるのと、中々燃えなくて燃焼不足で煙が出ます。
薪の乾燥は1〜2年程かかると言われています。基本的に販売されている薪はしっかりと乾燥されているはずですが、中ではいい加減な物も売られています。
ですので、1〜2年乾燥させるのは無理があるので、せめて焚火の前にしっかり日光と風に当てて表面を乾かしてあげましょう。この作業をしてあげるだけで大分煙は減ります。
火の上がる原理を理解して薪を組む
しっかり薪を天日干しにしたら、次は早速点火しましょう!!
薪の組み方について、
- キャンプファイヤーの様なヤグラ組みがいい
- 薪同士を立てかけ合って立たせたほうがいい
等、色々言われていますが、正直な話、旅をしながら焚き火をし続けてきた経験から言うと、どんな組み方でも良いです。
ただし、薪を組む際に覚えて置いて欲しいことがあります。それは【火は下から上に上がる】こと、【酸素が十分に無いと燃焼しない】ことの2点です。
逆に言えば、この2つが実践できていない組み方をしてしまうと焚き火がしっかり燃えず、モクモクと煙が上がってしまいます。
以上の2点を考えると、上記の2例は理に適っていると言えます。
ですので、この記事をご覧くださっている皆さんにも、色々試して頂いて自分だけの最適解を出して頂きたいと思います。焚き火を育てるのは楽しいですよ。
焚火を始めたら焚火台に薪を立てかけておく
最後に、焚き火を始めた後のコツです。
上述したように、薪は乾燥が命です。可能な限り乾すことで、最大限焚き火を楽しめると言っても過言ではありません(と言っても乾燥させ過ぎると火の持ちが早過ぎる場合があります)。
ですので、焚き火が始まったら、焚火台の周りに焚き火を立てかけて並べておきましょう。
上の写真のように薪を立てかけておくと、焚き火の熱さで他の薪がどんどん乾いて、煙が出にくくなっていきます。
注意点としては【立てかけている薪に火がついてしまわないようにすること】です。ちょっと目を話した隙に周りの薪に火がついてあわや大惨事!!なんてことにならないようにだけ気をつけましょう。
他にも焚火に関して色々書いてますので、是非ご参考下さい!!
煙の出ない焚火で、最高のキャンプナイトを!!ドラゲナイ。
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