どもども、ヤマケンです。
好きな声優は花澤香菜さんと安野 希世乃さん。ブログのシステムと顔面担当。キャンプ初心者に優しい世界になれば良いと思ってますが、旅3年目にして本格的に髪の毛を失った。
九州旅も折り返しになりまして、現在大分県に戻ってきました。いや、依然九州に居るわけだけど。別府と湯布院いって風呂入ってくるだー。
さて、今回はペグの形状について。
ペグに形状の違いがあるって知ってました?
前回までで、ペグってそもそもなんなの?何に使うの?って言うのと、ペグにも幾つか素材による違いがあって、それぞれどういう性質があるかをサラッとお話しました。
で、今回はこれまでで説明しきれなかったペグの形状による違いについて言及しようと思います。
最も効力が無い形状がこれ
幾つか種類がある中で、最も抵抗力が少なく、ペグとしての力が弱いのが上の写真の形です。
形状が丸くて、軽い、大体素材がアルミで出来ているやつです。初心者用(エントリーモデル)のテントやタープ等に付属していることが多いです。
これは細くて丸い形状の為、大体どういう地面でも簡単に打ち付けられるので、手軽に使用できます。
ですがその為、逆に言えば簡単に抜けやすいんです。ついでに言うとクルクル回ります。意味がわからないかもしれないけど、地面に刺した状態でクルクル回っちゃうんですよ。
だから、せっかくさしてロープを張ったのに、クルクル回るせいでロープが外れちゃう事があるわけです。
ついでに言うと、その素材のせいなのか、物凄く曲がります。少し地面が硬いと叩いているうちにペグの首の部分だったりペグの真ん中でぐねっといきます。そうなるといよいよ使えないし、クルクル回りやすくなります。
一番安いんですが、プラスチックペグに続いて使えないペグだと思います。
この形状だったら余程の事がない限り大丈夫、なペグ
前回のペグの素材の記事で紹介したジュラルミンペグに多い形状で
L字に曲がっているものと
三ッ又形になったものが有ります。
L字形のペグでも十分抵抗力があるので、通常のキャンプで使用する場合は問題ありません。L字よりもより抵抗力が強いのが三ッ又形になります。
と言うのも、ペグを地面に撃ち込んだ時に地中で土に触れる面が大きいほどペグの抵抗力は強くなります。つまり強い風が吹いた時に抜けにくくなるわけです。
先程軽くdisってしまった、丸ペグは見ての通り丸いので土に触れる面積が少ないです。
L字形は4面が土と触れるし、三ッ又形は6面が土と触れます。
以上のことから、L字形や十字形の形状を選ぶと風にビビらずにキャンプが出来るでしょう。
げに恐ろしきはソリッドステーク
最後に紹介するのは、スノーピークが販売しているソリッドステーク。
これも形状は丸ペグと同じように丸っこくなっていますよね。が、しかし、このソリッドステークは鋳物です。この鋳物という所に最強である所以が有るわけです。
鋳物は他の金属の物に比べて、表面に細かい凸凹があるんです。この細かい凸凹が、L字形や十字形とは比べ物にならない抵抗力を生み出す訳です。
実際ソリッドステークを抜こうとすると、全然抜けないです。抜けなくて手が痛くなることがしばしば有るくらいです。
前回の記事で述べたので省略しますが、どこにでも打ち付けられてしかも抜けにくいとか、ホント最強過ぎて笑えます。僕らはスノーピーカー(スノーピーク愛好家)では無いんですが、ソリッドステークはマジで凄いと思います。
まとめ
以上まとめますと、
- 丸ペグが一番使えない
- L字形・十字形のペグがあれば十分
- ソリッドステークは頑丈さ・抵抗力のどちらにおいても最強
となります。
キャンプに慣れていない人ほど良いアイテムを使うほうが良いんじゃないかって最近思うようになってきた僕です。
キャンプに数回チャレンジして「キャンプおもろい!もっと楽しみたい!!」ってなった方はL字形・十字形、ソリッドステークを買ってみてその違いと凄さを体感してもらえると、キャンプの楽しさがもっと増えるんじゃないかなぁと思います。
ペグを正しく使って、安全で楽しいキャンプライフをお過ごしくださいね!!!
みんなのコメント!