どもども、ヤマケンです。
パックラフトキャンプよりもまず、そもそもパックラフトを始めたい人が「パックラフトってなに?」から始まり、必要な道具だったりメーカーだったりを紹介しておりますけれども。
今回はパックラフトを楽しむ時にあると便利な道具たちを紹介していきます。
それぞれの道具でおすすめだったり、どんな道具が良いのかの考え方のお話とかもしたいんですが、ひとまずさらっと「こういう道具たちが便利だからあるといいよ!!」って感じでまとめていきますね。
パックラフトにあったら便利な道具|持ち運ぶバックパック
パックラフトをより持っていきやすくするためにはバックパックがあると良いです。
フロンティアのパックラフトを買うと専用のバッグがついてくるので、それとスタッフサックの組み合わせでもいいけど、もっと快適に移動した人は買ったほうが良いです。
登山用のザックが選択肢になりますが、最低でも50Lはほしいところ。キャンプをするなら70L〜80Lくらいの容量にすると快適です。
パックラフトでキャンプをする場合は色々と持っていく道具も増えるし、寝袋や着替えのような濡れたら困る道具もたくさんあります。
その辺りの防水対策によって、どういうザックが良いのかも変わってきます。別途記事にしてまた紹介していきます。
ちなみにぼくはトレイルバムのホーラーというザックを使っていますが、フレームレスでパックラフトを収納するのに便利です。その代わりに防水対策で悩みに悩んで失敗してますけれども。。。
パックラフトにあったら便利な道具|ドライサック(ドライバッグ・スタッフバッグ)
パックラフトでの川下りの際に、濡れてしまったら困るものを濡れないようにするための道具です。
単純に日帰りで川下りをする場合とパックラフトで川下りをしながらキャンプをする場合とでおすすめなドライサックが結構変わります。
更に言うと、移動のスタイルというかバックパックの性能というか。
その辺は結構面倒なので、また別の記事で細かく紹介しようと思います。
ひとまずパックラフトで遊ぶなら、シートゥーサミットのeVACドライザックは持っておくと何かと便利。
個人的には13Lサイズくらいだとパックラフトキャンプを楽しむ時にも使えるのでおすすめ。
生地がしっかりしてるので、そのままパックラフトに載せておいても安心感あります。
ウルトラSILドライサック、ウルトラSILナノドライサックは、パックラフトにはちょっと微妙。耐水圧がテント生地程度なので、水に入ったら浸水気味になります。
逆にろくに調べず買ってしまって失敗した道具。
ただ、荷物を小分けにして整理出来るのと、万が一の防水対策としてはアリなので、買った以上は使えるなといったところです。
ちなみにパックラフトキャンプを前提にドライサックを選んでいる方で、バックパック全部を覆いたい人にはシールラインかエクスペドがおすすめ。どちらも50Lのもの。
シールラインは厚手でしっかりだけど比較的重量があって、エクスペドは薄手で軽量だけどシールライン程の生地の厚みがない感じ。
うっかり書き過ぎそうなので、この辺もまた別の記事で!!
ヤマケンはシールラインのディスカバリードライバッグ55Lを買ったよ!
ちなみにドライサックとバックパック周りについては、何も考えずに買って後悔してることも多いので多少は話せるはず。
パックラフトにあったら便利な道具|充電式の膨らますやつ
充電式の小型の電動ポンプ。
Amazonで適当に選んだだけのものですが、これがあると出艇前の準備が楽になります。
パックラフトに必要最低限なものを紹介した記事で、インフレーションバッグを紹介しました。これはだいたいパックラフト本体に付属してまして、
パックラフトを膨らませるための道具です。
が、なんだかんだ人力で膨らませるので時間がかかってしまうし、慣れるまで少々面倒。
この小型電動ポンプはその手間を解消してくれる便利な道具なのであります。
超小型の1200mAhのものは出力が足りないのか、むしろ時間ばかりかかってイライラするので、
3600mAh以上のものを買ったほうが良いかと。
パックラフトにあったら便利な道具|アイスミュールのクーラーバッグ
パックラフトキャンプを楽しむときは、食材を入れておけるし、
防水機能もあるので、ドライサック代わりにも使える便利なアイスミュールのクーラーバッグ。
内側にウレタンパッド、外側にエアーで保冷するタイプなので、仮にチン(沈)しても浮かびやすいのも地味に優秀。
クーラーバッグとしては少しお値段するけれど、持っていてよかったアイテムです。
ぼくが持っているのは9Lだけど、使い勝手や取り回しを考えると15Lの方がおすすめです。
パックラフトにあったら便利な道具|カラビナ
水やタオルのような小物をドライサックに入れて、いつでも取り出せるようにしておくと便利です。
で、そのドライサックが万が一チン(沈)した時に流されてないようにするために、カラビナを持っておくと良きです。
できればナイトアイズのような、S字にフックがふたつついたカラビナ。
片方はパックラフトに取り付けたロープに引っ掛けて、片方をドライサックの取り付けられる場所にやると、まごまごせずに小物の出し入れ出来ます。
尖ってたりするやつ(そんなカラビナ見たこと無いけど)はNGで。
パックラフトに穴空いちゃったらまずいからね!
パックラフトにあったら便利な道具|ドライスーツ・ウェットスーツ・ソックス
ドライスーツやウェットスーツ、ソックスなどのパドリングウェアです。
ドライスーツはその名の通り、中を濡らさないようにするためのウェア。
ウェットスーツは着てても濡れちゃうけど、体温キープ出来るようなウェア。
ソックスは、何かと水に浸かってる足を冷たさから守りつつ、足の保護をするために必要。
7月8月の夏場にパックラフトを楽しむのであれば、基本的にはウェア類はなくても大丈夫かと思います。あるに越したことは無いんだけど。
ドライスーツとウェットスーツ、どちらが良いかと言えば、可能ならドライスーツを年中着用。水に濡れている状態って思った以上に体力を奪われがち。
ただ、ドライスーツはめちゃくちゃ良いお値段してしまうので、基本はウェットスーツで良いと思う。
夏場しかパックラフトを遊ばないのなら腰上までのものがよし。
春秋も楽しみたいならなるべく全身を覆うようなタイプが良いですね。沈した時に激寒どころか最悪命の危険もあったりなんだり。
ソックスは足の保護を考えると年中着用していても良いレベルです。
特に春秋のパックラフトは必須。ソックスなしに春の雪止め水の川や秋の冷たい水に入ると、永遠に体力を持ってかれます。
ネオプレン(ネオプレーン)という素材を使ったウェアが多いですが、これが濡れても保温できる素材。大体3mmくらいのやつが使い勝手いいんかな。
まとめ:パックラフトは濡れる前提の遊びのため、防水系アイテムやウェアはある意味必須!!
ということでパックラフトを楽しむにあたって、あると便利な道具たちを紹介してきました。
いやー。おすすめするってほど経験も浅いっちゃ浅いんですが、結構お金かけて既に失敗を繰り返しているので、
それを元にもっともっと、道具の特徴、おすすめ、道具選びの考え方は詳しく書いていきたいっすね。キャンプ同様、安くない買い物だから。
基本的には見てもらったとおりで、防水機能のあるアイテムや、濡れても大丈夫なようにするアイテムがほとんど。
どうやっても濡れるのが前提のアクティビティなので、この辺りは外せないです。
最低限始めるためには必要ないけど、あったら便利どころか、実際にはあった方が良いレベルの道具ではあります。
この道具たちがどれが良いだのあれが良いだのなんだのがキャンプの道具を見漁っている時に近しいを感じてより楽しくなっちゃうわけだけども。
次はパックラフトで遊ぶときのリスクの話だったり、沈したときの対処法だったりを書いていこうかな。
というわけでご覧いただきあざました!!