どーも!キャンプブロガーさくぽん(@sakumanx)です。
ハスラーやWAKEなど、アウトドアにも使える軽自動車が流行している昨今ですが、ご縁あって軽自動車のキャンピングカーを製造されているOKワゴンさんから軽キャンをお借りしましたので徹底レビューしてみます!
*このブログ記事はお金を頂いて書いているわけではないので、徹底的に実体験に基づいたレビュー記事です。
軽自動車、SUZUKIのエブリィをお借りました。
今回お借りしたのはSUZUKIのエブリィ。OKワゴンさんは元々は家具屋さんだったそうで、そのノウハウを生かし軽自動車の内装をキャンピングカー仕様に改造できるのです。
早速、中の写真を何枚か。
後部先はフラットになる仕様。ただし、このままでは小柄な女性が眠れる程度の広さしかないです。軽自動車ですから、まぁこの辺まででしょう。
助手席を倒し、間にクッションを挟むことによって男性でも楽に全身を伸ばして眠ることができます。
この辺の手間は全然ないですし、男一人旅であれば常にこのままの状態にしておけばいいです。
<ヤマケン体験中>
洋服などの荷物もありますので、長旅をする際は1人で使用する方がいいでしょう。夫婦で使えなくもないですが、結構窮屈です。
電気回りはというと
エンジンを回転させることによる発電、ソーラー発電(オプション)、外部電源からの蓄電の3つの方法で発電・蓄電を行うことができます。その蓄電量はフル充電であれば、電気毛布を一晩使っていても問題ないレベルだそうです。仮に電気が空になってしまっても30分ほどエンジンを回せばフル充電されるっていうんだからすごいなー。キャンピングカーにとって、発電・蓄電は死活問題。問題ないですね。
夜眠るときに換気用のファンを一晩中回しててもまったく問題なかったです。このファンが意外と嬉しくて、空気の入れ替えの必要がないので気になる人にはいい装備。57,000円のオプション装備みたいですが、これはあったほうがいいです。
もちろん過充電などの心配はなく、その辺は特許を取得されて製造に当たっているそうです。また、自動で発電・放電を管理してくれるので、電気系がよくわかんない僕でも簡単に使えました。っというか、何もいじる必要がないです。
また外部から電源を引っ張ってくれば最大1500wまで使うことができ、電子レンジも使用可能です!(軽自動車にのせられるかどうかはまた別の話ですが・・・)
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電気系統の感想
パソコン、携帯の充電はもちろん不都合なく可能。換気用のファンは、キャンピングカーの快適度を高めるためには必要だなーって感じです。また、換気用のファンがあれば車内でも簡単な調理くらいだったらできますよね。これが結構ポイントだと思います。
晴れているときは後ろを開けてガスコンロで調理したりできますが、雨の場合はそれができない。そんなときにしっかり換気しながらガス系の調理器具が使えるのは便利!
サイドオーニング・テーブル周り
初心者のために、サイドオーニングとは「車の横に屋根を作ることのできる装備」のことをいいます(上の写真の屋根です)。移動中は収納できるので、多くのキャンピングカーで装備されています。*オプション120,000円〜
実際の使用感で言えば、軽自動車ということもあってサイドオーニング内で過ごせるのは大人1人まで。2人で使う場合はかなり窮屈になるので、1人は外に出る形になるでしょう。まぁ基本的に雨が降ってなければ問題ないですがね。
車の後ろはこんな感じ。スライド式のテーブルが30,000円のオプション価格で取り付けできます。
このテーブルを使ってご飯を食べたり、パソコンでテレビもみれたりします。サイドオーニングか後部のスライドテーブル、どちらかは装備させたほうが楽しめると思いますよ。
そして、こちらは取り外し可能なテーブル。こちらは標準装備です。ただこれを取り外すタイミングに未だ出会ってません。寝るときも足がテーブルの下に余裕で入りますので。
こんな感じでハイパーノマドワーカーになれます。これが一番テンション上がった瞬間でした。あ、ちなみにカーテンも標準装備なので安心して眠れます。(ただし、フロントガラス以外が標準装備です。フロントガラスにも実装させるためにはオプションで15,000円かかります。必須だと思います。)
こちらも標準装備の収納できるテーブル。車内でご飯を食べるときに重宝しそうです。
サイドオーニング・テーブル周りの感想
サイドオーニングは意外とちっちゃいなーって感覚でした。一人で使う分には十分なんでしょうが、そこそこ雨が強い日にサイドオーニングの下でお茶してたら濡れちゃいそうでした。
一方後部のスライドテーブルはサイズ感もバッチリでコップ、皿、調理用のガスコンロを並べても大人2人分は十分における大きさ。こっちのほうがいいなーって思います。
標準装備された車内のテーブルは収納もできるし、便利ですね。ただ、長い時間後部座席で座ってご飯とか食べてると腰が痛くなります(若干屈む感じになるので)。
気になる燃費は・・・?
気になる軽自動車キャンピングカーの燃費。頭のいいナビをオプションでつけると燃費がリアルタイムでわかります。市街地を走ると燃費はリッター10km~12km前後。国道やバイパス、高速道路を走った場合はマックス値でリッター20kmまで走ります。
ガソリン満タンの状態でスタートして、空になったのが420km弱走ったタイミングでした。
ルートでいうと、横浜でこちらの車をお借りして、小田原〜静岡県の富士〜三重県桑名〜愛知県豊田(訳あって戻りました)まで走ったところで給油しました。(全部下道です。)
思ってたよりも燃費はいいです!
軽自動車のキャンピングカー、気になるお値段は?
車両持ち込みの基本価格は855,000円〜です。つまり、自分で今SUZUKIのエブリィをお持ちであれば、855,000円でキャンピングカー仕様に改造してくれるということになります。
車種によって価格が変動しますので、上記価格表を参考になさってください。
こちらがオプション表。使用した感じで言えば、
絶対必要
- 網戸 10,000円
- 4連排気ファンシステム 57,000円
- カーテン 15,000円
合計 82,000円也
好みによって必要
- エンジンを回していないときにもテレビが観れるコンボ切り替えシステム(テレビ見たい人は) 40,000円
- 後部スライドテーブル 30,000円 or サイドオーニング 120,000円〜
- 超電流ソーラー充電システム 362,000円(できれば装備したけど、値段が〜・・・)
こんな感じでしょうか。
もし今回お借りした車のような装備にする場合は、
標準価格の855,000円
+
絶対必要な3項目(網戸・4連ファン・カーテン)82,000円
+
好みによって必要な4項目(コンボシステム、スライドテーブル、サイドオーニング、ソーラー充電)552,000円
合計1,407,000円!!!
これは仮にすでにSUZUKIのエブリィを持っていた場合を想定してなので、車の購入代金が中古600,000円だとすると
約200万円で揃えられるという計算になります!
うーん、高い!っというか僕らには手が出せません!笑
現役を引退された方が買う分には申し分ない安さでしょう。普通車のキャンピングカーを買うとなるとそれこそ1,000万円するものも余裕であります。
流行りのハスラーでやるとすると・・・?
標準装備の価格は898,000円
+
サンルーフなどを設置する諸経費(オプション) 650,000円
かかるそうです。
詳細はOKワゴンのブログをごらんください。
そんでもって、ハスラー自体の車両価格がいくらなのかをSUZUKIのサイトで調べてみると
一番スペックが低いもので1,180,010円
合計で約300万円でキャンピングカー仕様のハスラーが手に入るという計算に。
参考サイト
こうなってくると、ハスラーを買っている若年層にもキャンピングカー仕様にする魅力が伝わっていきそうですね。(僕は買えないんですけど。)
軽自動車のキャンピングカー総括
僕らは旅をしているという身上なので、車中泊ができるという選択肢は本当に便利だと思いました。天候を心配する必要がないということ、テントの撤収などの手間がないことなど、軽自動車のキャンピングカーは、いいことだらけだと感じます。
一般の方が使うことを想定するとなると、やっぱり男一人旅での使用が一番しっくりくるなーって感じです。二人で使えないことは全然ないんで、夫婦仲良く二人旅でも全然いいんですけど。
普通のキャンピングカーに乗せてもらったことがあるので、やはり長旅の二人旅をするのなら居住性を考えると普通車のキャンピングカーがいいなーって思います。
最近流行りのハスラーやらWAKEをキャンピングカー仕様にするのは大いにアリだと思います。本体価格込み約300万円でハスラーがキャンピングカー仕様になるんだったら全然選択肢に入ると思います。
以上!軽キャンピングカー使用体験記でした!まだお借りしているので、随時新しく感じたことがあれば追記していきます!
ヤマケンが動画で説明してますので、茶番に付き合ってもいいという方はどうぞご覧ください。
今回お借りしたOKワゴンに関する問い合わせは下記まで!
追記!
リアルな情報。キャンピングカーのいいところ悪いところ。
実は、相棒の軽自動車サンバーディアスクラシックをキャンピングカー仕様に自作してました。気になる方は参考にしてください。
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