どもども、ヤマケンです。
好きな声優は花澤香菜さんと安野 希世乃さん。ブログのシステムと顔面担当。キャンプ初心者に優しい世界になれば良いと思ってますが、旅3年目にして本格的に髪の毛を失った。
昨今、アウトドアブームでキャンプがいろいろ注目を浴びているわけですが、この2年半、色んなキャンプ場で見てきた経験から思うことを。
キャンプの教育的な側面
なんて難しく聞こえますが、キャンプって色んな事を学べる機会だと思うんですよね。
キャンプサイトの設営だったら、協力することの大事さ。他のキャンパーとの交流でコミュニケーション力を。火熾しとかだとサバイバル力もか。
そんな感じで、子供に何かを挑戦させ、試行錯誤を経て、成功体験をさせられる結構貴重な機会なのではないんじゃないかなと最近思ってます。
スポーツなどで誰かと競い合う強さも大事ですが、自分自身の生きる力や感覚も大事だし、それを身につけられるかも知れない数少ない機会がキャンプにはあると思います。
ガルボがこないだ火の熾し方を教えてた。
ガルボが先日のオフ会でブログ読者の息子くんに炭火の熾し方を教えてました。
簡単に着火剤に火をつけておしまい!じゃなくて、炭の積み方から麻紐やらコットン玉やらを使って教えてました。
全然良くわかってなかったっぽかったですが、最初は簡単に火をつけさせてあげるだけでも良いと思うんです。
まずはそこで自分で火が熾せるんだ!っていう体験をする。で、火を熾すということに興味を持ったら、今度はどういう原理で火が熾きるのかに突っ込んでいく。で、うまくいったかどうかとその原因を考える時間を作る。この時子供の言葉を取らないように。で、次回に活かす。
これって、大人になっても使うPDCAサイクルですよね。これを子供の頃から身につけられるかどうかはかなり重要な気がします。
まぁ、そんなときにサラダ作ってて写真を撮り忘れる僕の意識の低さは問題ですが、まぁそんな事はどうでもいい。
小学4年生の焚き火英才教育
今夏のまんぼうに、ブログの読者の方がその上司の方と娘っ子の3人でキャンプしに来られました。
その娘っ子は小学4年生だって言うんですが、これがまさかの焚き火好き。今年の夏の自由研究は焚き火の秘密。
焚き火の定義、焚き火の仕方、焚き火のコツなどをノートに写真とともにまとめていました。
個人的に一番良いなと思ったのが、焚き火のコツ。
その子がこれまで焚き火を楽しんできた中で、自分の経験に基づくコツをまとめていました。
これって大人になっても大事で、ただの知識と実践済みの知識では説得力が違います。僕らのブログも基本的に僕らの経験に基いているからこそここまで読者が読んでくれているんだと思います。タダの耳年増の記事は、本当にキャンプしている人にはバレますからね。
だからこの子はすごいですよ。ちゃんとそれだけ焚き火に挑戦して失敗してるわけですから。
誕生日プレゼントにナイフ
ブログの読者で先日寄稿して頂いた、とらぬ狸氏は息子の誕生日プレゼントに、ヘッデン→VICTORINOXのナイフをプレゼントしたそうな。
最初はヘッデンで、次にVICTORINOXってのもまた良いなと。
キャンプ場で小さい子供を見てると夜トイレに行くのが怖い!って子を結構見ます。
その子に「もうお兄ちゃん(おねえちゃん)だから頑張れ!!」ってヘッデン渡して、苦手を克服させる。
で、今度はVICTORINOXを渡して「刃物を使っていいぞ」って。刃物って何故か男の子の心をくすぐるんだけど、使い方をしっかりしないと危ないですよね。それを渡すのは子供的にどうなのか。
子供の「大人になる」感覚を尊重できる
子供としては自分がレベルアップしたと思える。自分が少し大人になった感覚を覚えるんじゃないでしょうか。すこし精神的に自立するというか。
全然違うかも知れないけど、弟や妹ができると「僕はお兄さんだから!」って男の子って急に成長するっていう話あるじゃないですか。あれと似てる気がするんですよねー。
と、話がそれましたが、こうやって自分で出来るコトを増やしていってあげることで子供の自立心を育てることが出来るんじゃないでしょうか。
以上、個人的に思うキャンプの教育的な側面のお話。
大人になる前に身につけておきたい考え方をキャンプで手に入れる事が出来るわけです。
勿論子供にそういうものを強要してはいけないと思います。
でも、何て言うんだろう。きっかけを与えてあげるだけでいいんですよ。
なんでこうなると思う?なんでそうすると思う?なんで?
そうやって質問をするだけで良いと思うんですよ。で、分からなかったら一緒に考えれば良いんですよ。
それが子供の成長に大事だし、自分の成長にもなるんじゃないかな。
・・・・・・なんてね!!!子供いないし、子育てしたこともないから全部妄想なんだけどね!!!
みんなのコメント!
自分の子供の頃と比べると、火や刃物とふれあう機会が少なくなった気がする。てか、自分が過保護すぎな気もするけど…もっと色々やらせなきゃ(汗)
もちろん失敗することが多いでしょう。でも失敗のまま終わらせず、成功にたどり着けるようサポートするのが親の役目かなぁ…とダメ親ながら思ってますね;^_^A
ぎぐぅす氏
子供にとって火や刃物って、普通に生活していたらなかなか触れない感じはありますよね。
親の思い通りにならないのが子供だけど、ある程度はコントロールというか、行き過ぎ無いように調整してあげないといけないだろうから、本当大変だと思います。
親は本当に凄いです。
今、甥っ子とキャンプを終えて温泉で休憩中のdrydogです。
何歳ごろからやらせるのかとか、個人差ありそうですね
付きっきりで見ていられる余裕がある時じゃないとなかなかできなさそうで、2泊3日とかなら行けるかなぁ
DD選手
お疲れ様です。
甥っ子とキャンプいいですなー。
その辺はもう自分の子供との空気感なんでしょうか。
でも思ったよりも子供って成長してたりするからなぁ・・・
その仮説は俺も大賛成だぜ!
てか実際に子供が大きくなったら教えてあげたい
危険なものって自分の肌で感じないと学べないと思うので実際に怖さも有り難みも教えてあげたいです。
そして・・キレイに火を熾して息子にドヤ顔するのが目標だお笑
ビッグ氏
そうなんすよね。大人になったってそうだけど、自分で経験してるかどうかがかなり重要じゃないですか。
自分の肌で感じたものが本当の知識とか知恵になっていくというか。
ちなみに僕は息子が出来たら、「子供だから出来ないかなーそうだよねー子供だもんねー」って煽りたい。