ども、さくぽんです。
ニュージーランドで新調したテントを紹介します!ウルトラライト(UL)なので軽量です!
EXPED VELA1 ULをレビュー
お待ちかね?気になってた方がいらっしゃったら、大変お持たせしました。さくぽん、ニュージーランドに来てからテントを新調しました。
スイスに拠点をおく「Exped」というメーカーのものです。日本だと登山やウォーターアクティビティで使う耐水バック系が販売されてます(WILD-1などで見かけた気がします)。
早速、レビューしていきますね!
3本のポールを使った非自立式テント
中身はこんな感じです。3本のポールと一体になったテント、そして付属でペグが8本でした。
広げます。割りと大きめです。MSRのハバよりも1.5倍弱、横幅が広い気がします(感覚ですが)。
短いオレンジのポールは両端に差し込みます。このあたりは全くストレスがないです。ちなみにポールは安定のDAC製。高品質です。
こんな感じ。からの
一番長いポールを中心部から差し込みます。
この赤いテンションがキモなのですが、ボクの指先にある差込口にポールの端を入れ込みます。
するとこうなります。自立式ではないので、ペグダウンをしないとこんな感じで「ヘターン」ってなります。
なので、先にポールを差し込んであった両翼の部分のロープを引っ張ってペグダウンします。
ここでかなり強めに引っ張ります。
両サイド、しっかりとペグダウンをするとテントがキレイに立ち上がります。8本あるペグのうち、6本をサイドで使って、残りの2本はメインポールが動かないように使います。
中身ってどうなってるの?!
Exped VELA1 の中はこうなってるよ! – Spherical Image – RICOH THETA
360度カメラで御覧くださいませ!「思いの外広いようで狭い!」っていうのがボクの感想でした。
左右に長いのですが、ペグダウンで形を保っているために、頭部と足先がかなり狭いです。後ほど説明しますが、これが地味にキツイ。結露すると速攻寝袋が濡れてしますので・・・。
いいなーっと思ったのは三角形型をしている頂点の部分。30Lくらいのバックパックがおけるスペースがあるので、そこに色んなものが置けるのはありがたいです。
あとは、定番ですが、鍵とかを入れる小さいポケットが頭の近くにあります。
前室はこんな感じだよ!
前室はこんな感じ! – Spherical Image – RICOH THETA
前室はこんな感じです。
広いと言えば広いんですけど、うーんコレまたちょっと微妙。このテント出入りする時にどうするかというと
このアタッチメントで「カチャ」って、はめたり、外したりして出入りをします。これはどうもチャック方式をやめて軽量化を図るためらしいです(店員さん情報)。
っが、これが地味にめんどくさい!笑 チャックの方が個人的には好きかなー。
VELAのいいところ、メリット!
なんとなく見た目が凄くセクシーな感じがします。日本ではあんまり見ないような。ドームっぽい形なんだけど、左右に広がるようにウィングがある、そんな感じです(全然意味不明)
そう
曲 線 美
あと地味にいいなーと思ったのは、インナー内のチャックのアクセサリー、ペグダウンする先っちょ(写真手の中の白いところ)が夜中だと若干光ります。
これは意外と便利!夜中にトイレ行こうとした時とかに「あれ、チャックどこだ?」とか迷わないです。
それに加えてガイロープと両ウィングのロープが光に反射をするので、ペグやロープなどでつまづくことがないです。これも地味にありがたい。
たまーに自分のテント見失ったり、他人のテントのロープやペグに足を引っ掛ける瞬間ってありますよね。それを防いでくれます。
デメリット
ULだからなのもあると思うのですが生地が薄すぎて、水に弱いです。
ニュージーランドの気候も関係してますが、夜露がひどい時はマジでひどいくらいベチャベチャになります。
もちろんコレはどのテントでも起こりうるのですが、例えばMSRのハバだとポール構造がしっかりしているので、いくら夜露がひどいからといってインナーまでベターーっとフライシートがくっついてくることはそうそうないです(あっても中の物が濡れるほどではないです)
っが、これはビシャビシャになったら最後、前述したように頭部と足先が低くなっているのでシュラフが濡れに濡れます。
追加でペグ買ってロープ引っ張ったりもしたんですけど、そうすると全体のバランスが崩れて違うところがインナーに触れるという現象がおきました。
設営自体は楽なんですけど、雨対策をしようとするとものすごく気を使って設営しなければいけません。
うちの子より酷いわ・・・・いやうちの子だわ・・・・
まとめ!
っで、まとめますと!ハッキリ言って買わない方がいいと思います!(笑)
うー、これアレですね。乾燥してる地域とかだったら全然大丈夫だと思うんですけど、夜露・結露が発生する(発生しやすい)環境ではかなり使いにくいです。
いやー5万円くらいしたので、普通にね、、、アレがアレですよね。
おとなしくMarmotのテントを買っておけばよかったんですね・・・。山登ってテント泊したいとか欲をかいてULにいたらこの結果。しかも膝壊したから、テント担いで登山とかキツイし・・・(苦笑)
ただね、愛おしさも感じつつあるので、ニュージーランドで1回くらいは超カッコいい写真をコイツと一緒に撮ってやるんだ。
これからもよろしくな!相棒!
Amazonでリンク探したけどありませんでした!(笑)その他のテントも並行輸入品ばっかりなので日本ではテントの正規輸入品はないのかな?
公式サイトはこちら
気になる方は、Amazonで確認してください!
みんなのコメント!
小さくて格好いい奴って、だいたい居住性はアレですよね、なんていうか、こう、オープンカーみたいな物で。
長旅するときほど、形状は無難な奴の方がいいのでしょうか
DDさん
そうですねー。まさしくオープンカーみたいなやつです。カワイイのですが。
MSRの性能の高さをまじまじと感じているところです!