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シングルウォールテントって実際どうなの?ってことで実際に使ってみた

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キャンプ用品レビュー

どもども、ヤマケンです。

ヤマケン ヤマケン
”アウトドアから笑顔を”なアウトドアクリエイター。キャンプで日本一周をしながら頭皮を労る26歳。花澤香菜をこよなく愛する紳士的キャンパー。最近トイレが近い。。

全国的に梅雨入りっぽいですね。雨の四国でキャンプをしていますが、雨は雨なりに面白いですね。普通よりもゆったりした時間が過ごせます。

さて、そんな雨続きの毎日ですが、最近新調した僕のテントに問題があることがわかりました。

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雨に弱いシングルウォール

最近分かったというか、分かっていたけどパワープレイでゴリ押し出来るかと思ったら現実はそんな甘くなかったというお話です。

旅の再開に併せて、テントを始めとするキャンプ用品を新調したわけですが、その際に新しいテントをこれまでのダブルウォールからシングルウォールに変更してみました。

 

ダブルウォール:2重構造のテント。テント本体の上にフライシートと呼ばれる生地をかけるタイプのテントで、一般的に販売されているものはほとんどこれ。

シングルウォール:1重構造のテント。要するにテント本体だけのテント。

 

一般的なダブルウォールテントはその構造上、雨に強いんですよ。

フライシートにもテント本体にもそれぞれ耐水性を持たせているので、余程の大雨の中でやらなければ浸水することはありません。実際僕らのテントも雨で浸水した事はほとんどありません。

※フライシートの耐水圧1500mm、テント本体の耐水圧1000mmというテントが一般的です。1500mmあれば雨の多い日本の気候でも十分だと思います。

◀参考記事▶

http://www.d6.dion.ne.jp/~siwamoto/tool_choice1.htm

 

一方でシングルウォールはフライシートが無いので、テント本体の耐水性能が高くなければ、一発で雨にやられます。

で、実際買ったテントの耐水圧はいくつかというと【1200mm】。輸入品の為、耐水圧が低いものなのでした。

正直なんとかなると思ったら、バッチリ浸水するという始末。

しかも雨だけだったらともかく、夜露にも弱いという!もうだめだぁ。

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夜露に濡れるビヴィちゃん。撥水してはくれるけど、中が狭くて生地に触れちゃうからどうしても中が濡れてしまう。

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見事雨で浸水テント内。

 

雨に弱いだけじゃなかったシングルウォール

雨に弱いだけだったらタープを張るなりなんなり対処できますが、このテント、結露にも弱い!!

一応足回りがメッシュになっていて、入り口もメッシュに出来るのである程度ベンチレーションが備わっています。

※ベンチレーション:空気が抜けるようにするやつ。これがちゃんと出来ないと、テント内とテント外の気温の差で結露が生じて、テントの中が濡れたりする。

が、寒い時に入り口のメッシュをしめて寝ると結露が半端ない!!

普通に寝ても寝袋とテント生地が接触する狭さなので、寝袋はビシャビシャになって保温力を失うし、テントの中に水たまりが出来るしでもう大変。

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結露でビシャビシャになったテントの中。雨で浸水した時とおんなじ状況に。

耐水性が高けりゃシングルウォールでも大丈夫かというとそうでもない

ほんで色々調べて見たわけですけど、どうやら耐水圧が高ければいいわけでないようです。

スノーボードのウェアに必要な耐水圧と透湿性は? | 日本一わかりやすいスノーボードサイト!DMKsnowboard
  スノーボードのウェア、できるだけカッコいいのほしい! みんなからカッコいい、カワイイと言われる自慢のウェア着てみたいよね。 だけど、気になるのは、そのクオリティ。見た目OKでも果たして、そのウェアはこれからスノーボードを続けて

こちらの記事を参考にしましたが、どうやら生地には耐水圧の他に【浸透性】という概念がありそちらもちゃんと気にしないとイケないということ。

要は耐水圧表記が5000mmとかあったとしても、浸透性が高い生地を使ってければ結露との戦いに勝てない、ってことみたいです。

雨・夜露はタープで、結露はシュラフカバーで対応

で、最終的に行き着いた僕の答えが【雨・夜露はタープ】【結露はシュラフカバー】で対応することになりました。

タープを張って屋根を作ればテントは濡れないし、シュラフカバーを使えば結露しても寝袋は濡れずに済みます。

テント本体で30,000円、タープで8,000円、シュラフカバーで10,000円・・・・

あれ。これ全部合わせたら相当良いダブルウォールテント買えるやんけ・・・・

結論。悪いことは言わない。ダブルウォールを買おう。

耐水圧やら浸透性、夜露に雨に結露。こういう面倒くさい要因ばかりのシングルウォールはみなさんなるべく買わないようにしましょう。

登山や旅キャンプには身軽で簡単設営なので良い感じですが、レジャーとしてのキャンプで使用するのには色々難があり過ぎます。

ですので、もしかっこ良くて他の人とは違うテントが欲しいと思ってシングルウォールテントをお探しの方は悪いことは言わないですから、かっこ良くて他の人とは違うダブルウォールテントを探しましょう。

いや、凄いカッコイイんですよ、この【THE NORTH FACE Asylum Bivy(ザ・ノースフェイス アサイラムビヴィ)】。軽いし、セクシーな曲線美だし。

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みんなのコメント!

  1. おかき21 より:

    シングウォールテントというかビビーサックですね。
    ジャンルとしてはツエルト寄りの物だと思います。
    シングルはゴアが生地に使われているものが一般的ですが、それでも結露します。
    軽量であることと設営が早いことが重宝される冬山で良く使われます。
    氷点下なら結露も凍るのであまり気になりません。
    冬山でビビーザックを使う機会はないですけどねw

  2. YAMAKEN the SS.ヤマケン より:

    おかき21さん

    冬山でもテント張る方なんですねー!
    すごいっすね!

  3. サーマ より:

    ダブルでも床面はどうしても、マットとの接地面って結露しません?

    結局はどのテントもシュラフカバー使うしかないですよね。

  4. サーマさん

    どもー!
    どういう状況下でのキャンプだろうか・・・
    結局真冬のやばい寒い中で寝る場合はそうかもしれないのと、何ならシュラフカバー使っても寝袋とシュラフカバーの間に結露が発生しますもんね。
    そんな感じで極端な話をすると何をしても結露はする感じでしょうか。

    大方のシングルウォールよりも大方のダブルウォールの方がマシなのは確実というところでどうかおひとつ。

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