ども、さくぽんです。
オシャレな焚火台の先駆者MONORALのワイヤーフレームの耐熱クロスを交換しました。
ついでに、先日のアウトドアデイジャパンで「これ実際はどれくらいもつのか」たくさん聞かれたので、僕なりの見解を書いておきます。
MONORALのワイヤーフレームのクロス取替作業
オシャレな焚火台といえばコレ!っていうくらいみんな気になっているMONORALのワイヤーフレーム。
薪を置く部分が特殊耐熱クロス(布)なのも驚きの1つであり、布であるがゆえに軽量化することに成功しているキャンプ道具です。
しかしながら、布なのでやはり消耗品。何時間も使っていれば上の写真のように大きな穴があいてしまって交換が必要(1枚3,800円)です。
その交換作業工程を紹介していきます。
手順は簡単。
まずは古くなってしまったクロスのワイヤーキットを外します。
外しました。細パイプ4本、ワイヤー、マルカンが全パーツで、下にあるのが、新しいクロスです。
4本ある細いパイプを全て入れ込んでいきます。
そして、その細パイプにワイヤーを通し、再び丸カン(リング)に引っ掛けて取替完了です。超カンタン。
使い込んでみての感想
ご覧の通り、中央部分に大きな穴が空いてしまったがゆえの交換でした。
中央部分はやはり負荷がかかりやすく、メーカーさんも追加で補強をしているようでしたが、それでも耐えきれずに穴があいてしまった感じです。
新品のクロスも同様に中央部分に補強が施されています。
っで、実際にクロスを交換するまでの耐久性とか、コスパ的なものってどうだったのかー?って話なのですが、
過去にヤマケンがどのタイミングで穴があくのかについて書いてくれてます。
要点をいうと、【使用10時間ほどで真ん中に穴があき、収納時に丸めることによる劣化も大きな原因】とのことです。
たしかにそのとおりで、その後も何度も使っていくうちに、段々と真ん中の穴が大きくなり、ついには燃やしている薪が落ちそうになるレベルになっていきます。
実際の使用時間はおそらく40時間前後・・・かな?たぶん。収納袋がキツキツなので、結構負荷がかかってしまうのもヤマケンの言う通りでした。
ホント、消耗品だと思ったほうがいい。
メーカーさんも公式HPでうたっている通り、耐熱クロスは消耗品であることは間違いないです。
なので、間違っても1回買えば半永久的に使えるユニフレームのファイアグリルのようにはいきません。
っが、しかし、要はそれを理解して使うかどうかの問題だと僕は思いました。
炭火とかもやりながら焚火台としても使ったり、昼間っからガンガン焚き火をしたい時にはファイアグリルを使って、
オシャレな感じでキャンプしたい時はMONORALを選ぶ、っとか。上の写真でも、絵になるのは間違いないですし。使い方の問題かと思います。
そもそも焚火台を2台も持ってる(なんならコールマンのファイアディスクも持ってる)時点でちょっとおかしな話なのですが、
消耗品であるということに納得できるのであれば、このMONORALのワイヤーフレームは買いだと思うのです。
ちなみに、耐熱クロスの交換用としてステンレスメッシュ製の火床もありますが、我々的にはオススメしてません。
というのも、燃えきった灰が地面に落ちてしまうこと、焚き火の熱がわりとダイレクトに地面に伝わってしまうことを懸念しているからです。
芝生が焦げてしまったり、熱で微生物が死んでしまうことで自然へ負荷がかかってしまうのです。気になる方は下記を読んでください。
まとめ
ってなわけで、MONORALのワイヤーフレームの耐熱クロスの替え方と、実際に長い時間使ってみての感想をシェアしました。
まぁなんていうか、言ってしまえばロマン装備といいますか、ガソリン代がかかるアメ車乗ってる人が、それに納得して乗ってるみたいな感じです。
このMONORALのワイヤーフレームも、耐熱クロスが消耗品であることを理解して使ったほうがハッピーになれると思います。
燃費を気にするならプリムス(ユニフレームのファイアグリル)を使いましょう。
僕は、うまい具合いに使い分けながら、これからもこの道具を使い続けていこうと思います。
でも、カッコいい!
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