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キャリア教育の一環として、山形大学にて講演させて頂きました。

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キャンプの楽しみ方

どーも!キャンプ日本一周中 佐久間亮介(@sakumanx)です。

 

なんだか1週間があっという間にすぎていき、そして10月に入ったので今年もあと3ヶ月しかないということに愕然としている僕です。

 

さてさて先週の話ではありますが、ヤマケンの母校山形大学の心理学部の学生に向けて「キャリア教育」の一環として、僕らが講師となりお話をさせて頂きました。

普段は現実世界、その他諸々から隔離されている(笑)僕らなので、大学生に向けてお話ができるということは非常に貴重な経験でした!

 

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学生の皆さんにとって、1つのキッカケになってもらえたら。

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ヤマケンは「選択によって得られるもの、得られないもの〜ニート生活も悪くない〜」という題目で。

さくぽんは「今の経験が5年後の自分をつくる。〜僕が日本一周した理由〜」という題目でそれぞれ45分程度お話させて頂きました。

 

さくぽんが話した内容を簡潔に、紹介しますと

僕は学生の皆さんに、「大学生という貴重な時間の中で色んなことを経験して欲しい。ひいては、それがいつか自分たちのキャリア形成に繋がっていく」ということを僕自身の経験を踏まえて伝えました。

僕の人生の転機は「就活」でした。特にやりたいこともなく、周りが始めるからという理由でスタートさせた就活。東京のビックサイトで行われた大規模セミナーで大手企業が話す、海外の恵まれない子供達への社会貢献というものになんとなく惹かれたのを覚えてます。「僕もそんなことをやってみたい」当時の僕は本当に単純で(今もですが。苦笑)そんな風に社会貢献している姿がかっこよくみえてそう考えてました。

しかし、ふと我に返った時にこう思ったんです。「海外で社会貢献とか言ってるけど、俺海外行ったこと無いや。行ってみよう!!」って(爆笑)

んで、そのままの勢いでパスポートを申請し、ベトナム・カンボジアに行きました。

そこで見たものが僕の人生を変えました。電気もろくに通っていない、足下をみると裸足。日本人の感覚からすると、それは「かわいそう」という言葉で表される彼らですが、現実は違いました。裸足だろうとなんだろうと、彼らは楽しそうに、無邪気に笑って暮らしていました。そこに日本の企業が掲げていた社会貢献の陰は何もなかったです。いや、あったのかもしれませんが僕にはそれは見えなかったです。それよりも、「今ある現実に満足する。足るを知る」ということを学びました。ベトナムではそんなことを少数民族の方々と触れ合う中で感じました。

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この写真は仲良くなったモン族のみんな。両端のチューとザオとは今でもFacebookで友達です

一方カンボジアでは何を見たのかと言いますと

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地雷が撤去されている現場に行ってきました。黒く焼けている場所がそうです。普通の観光客は行かないであろう場所ですが、なぜか無性に行きたくてタクシーの運転手にお願いしたのを覚えています。そこで出逢ったのがユニセフの方です。

彼はこんな所に来た観光客に最初は不快感を示していました 。(当然ですよね。地雷がそこにあるのですから)それでも、とある一言で彼の僕への態度が変わったのです。それは「I’m from Japan」という言葉でした。

日本という言葉を聞いた瞬間に彼の顔つきが変わり、僕への接し方も180度変わりました。話をしてみると、地雷の撤去費用は日本の援助に寄るところが大きく、また国道などもそのほとんどが日本からの援助で行われているそうなんです。

僕はこれを知った時に誇りに思ったのと同時に、恥ずかしくも思いました。自分の国が世界で貢献していることを知らない、というか、そもそも自分の国のこと全然知らないじゃないかって。

そんな経験から、いつの日か「日本全国を自分の目で見てみたい。行ってみたい。」そう思うようになっていきました。

これが僕が今、日本一周をしている理由です。

 

これが僕自身の人生という「キャリア」を形成した非常に大きな出来事でした。

今、現役の大学生の皆さんも、ぜひ大学生という比較的時間を自由に使うことのできる「今」を大切にして、色んなことに挑戦して、たくさんのことを「経験」して欲しい。その経験がいつか必ず、自分自身のキャリアの一部になるはずなので。

 

そう結んで講義を終えました。

このような貴重な経験をさせて頂いて本当に感謝の気持ちで一杯です。学生の皆さんの心に届いたかどうかはわかりませんが、精一杯自分が思う「キャリア」形成に関してお話させて頂きました。

山形大学福野先生、貴重な経験をさせて頂きまして、誠にありがとうございました。

 

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