ども、さくぽんです。
「炭3kg600円、薪1束600円 これってどっち買えばいいの??」
キャンプ場に行くと炭と薪が売られていて、どっちを買ったらいいのかわからないという方、いらっしゃるかもしれません。
今回は炭と薪の違いを紹介し、正しく使い分けられるようにしていきたいと思います!
炭と薪の使い分け
両者の違いを簡単に言ってしまうと、下記の様になります。
一方で、火が立ち上り勢いが強いため、焚き火での暖取りに使用される。
このようにざっくり言ってしまえば、炭は調理用、薪は焚き火用と考えると手っ取り早いです。
炭の特徴は??
言わずもがなの炭ですが、着火するまでに薪に比べて時間がかかります。完全に炭に火が入るまで、30分から1時間程かかります。
ただし、その分持続性が高く、遠赤外線効果もあるのでじっくりと調理をすることができます。このあたりも調理に向いていますね。
また、5キロ300円などの悪い炭には当てはまらないんですが、ある程度の炭であれば火力が安定しやすいです。火力調整も炭を足していけばいいだけなので、調理向きの燃料と言えます。
炭の種類には備長炭、切炭、黒炭などがあるそうですが、私たちが購入するホームセンターでは黒炭が多いそうです。黒炭は他の炭に比べて着火性がいいので初心者向きです。
炭の効果的な火の付け方
後述の薪もそうですが、着火の際は着火剤と呼ばれる燃料を使って火を熾します。
効果的な火の付け方は、空気が通るように井形に炭を組んで、着火剤が燃え尽きるまでそっとしておくことです。
途中で扇いでしまうと、折角の着火剤の火が効果的に炭に当たらず、いつまで経っても火が熾きません。下記記事に詳しく書いていますので、ご参照ください。
炭の必要な目安は?
BBQをする時は1人当たり1kgが目安だそうです。買い込みすぎたらもったいないですので、人数に合わせて購入しましょう。
もし買い込みすぎて余ってしまったら、持ち帰るか、もしくはいらないようであれば管理人さんに引き取ってもらうと良いと思いますよ!
相場は3kg398円〜598円当たりだと思います。キャンプ場に行く前にホームセンターで購入していきましょう。
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薪の特徴は?
焚き火に絶対必要なのは、薪と焚き火台です(ほとんどのキャンプ場で直火が禁止されている)。
薪は炭と違い火の保ちは悪いですが、着火しやすく、火が上がる為暖を取るのに向いています。
薪は炭と違って炎があがります。そのため冬の焚き火にはもってこいです。逆に炎が出過ぎてしまってコントロールしずらいので料理には向いていません。もし、薪で調理するとなると、火が燃え上がっていない、熾火の状態にしてから調理をします。
食材はすぐに焦げてしまったり、場合によっては熱し過ぎてキャンプ用品も傷んでしまったりしますので注意してくださいね!
薪にも種類がありまして、桜の木や杉の木、ケヤキなど、また広葉樹・針葉樹によっても変わります。
薪の効果的な着火方法
着火の仕方は、細い薪と太い薪を使い分けて、まずは細い薪に着火させて太い薪に引火させる形をとりましょう。
また、この炭と同様、空気の通り道を意識して薪を組んであげることが重要です。ちなみに薪は空気の通り道を意識して配置してあげれば、最悪細い薪が無くても火が着きます。
薪の必要な目安は?
こればっかりは一概に言えません。寒さによって大きく変わりますし、くべる量によってももちろん変わります。
経験から申しますと、春・秋キャンプは2束あると安心。冬キャンプは3・4束は必要。夏はお好みで、と言った感じです。
乾燥させておけばいつでも使えますから多めに買って余っても大丈夫ですし、そのほうが何かと安心できます。
薪の相場はだいたい1束600円前後です。WILD-1などのキャンプ用品店もしくは大きめのホームセンターで買えます。また、寒さで必要数量が大きく変わるので、追加で必要な場合にキャンプ場で販売されている薪を購入するのがいいでしょう。
広葉樹と呼ばれる木(ナラなど)は火持ちがいい、針葉樹のスギなどは火持ちが悪いなどありますが、最初のうちはわからないと思います。
ざっくり、手に持ってみて重い薪は火持ちがいい、軽い薪は火持ちが良くないっと覚えておきましょう。ただし、軽い薪の方が着火がスムーズだという特徴もあります。
このあたりは慣れてくると段々と感覚がつかめるようになりますよ!
まとめ
以上、炭と薪の違いについて紹介しました!炭も薪も色んな種類があって、その種類によって特徴が様々です。おそらく最初のうちはわかりにくいこともあると思いますが、徐々に感覚でわかるようになってきます。
まずは種類とかはそれほど気にせずに、キャンプを楽しんでみてください。慣れてきたら、それぞれを適切に使い分けて、楽しいアウトドアライフを!