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【キャンプの安全】猛暑!夏キャンプでの熱中症対策と対処を真剣に考えてみた。

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その他

どもども、ヤマケンです。

YAMAKEN the SS.

山口健壱:1989年4月5日生まれ
2年間の日本全国キャンプ旅で約250ヶ所のキャンプ場でキャンプ。
その後3年間千葉の有名キャンプ場でスタッフとして、キャンプを楽しみ方がをサポート。
現在は自分たちのキャンプ場を作るために奔走中!キャンプのイラストも描きます。

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この記事は2018年に記載したものを2020年に再編集したものです。

先日、立場上微妙なラジオをやりましたが、やっぱり無理してキャンプに行くのはちょっと違う気がしてます。

夏の話だけでなく、冬もそうだけれど。

で、無理すんな!とは言うものの、「じゃあ実際キャンプに来て熱中症になる前にどうしたら良いのか」という話を真剣に考えてみました。

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猛暑のコアタイムを避けてテント設営や活動をする

まず、猛暑のコアタイムを避けて活動しようね、ということ。

キャンプ場についたらさっさと設営をしてゆっくりしたいところだと思いますが、真夏のキャンプでは一旦我慢しましょ。

最近の暑さを見ていると、大体11時から17時くらいの時間帯が暑いですよね。もはやコアタイムというよりも一日ずっと暑いレベル。

この時間帯に無理に活動して、燦々と降り注ぐ真夏の太陽を浴びて大汗かくのは熱中症のリスクしか無い。しかも体調が悪くなっても涼しくて休憩できる場所はキャンプ場にありませんから、無理をするもんじゃありません。

なので、チェックイン後は木陰があればテーブルとチェアを出すくらいに留めておきましょう。もし木陰が無いキャンプ場なら、タープを優先的に

それから涼しくなる時間帯までゆっくり過ごして、17時や18時などの日が落ちてきたタイミングで設営をしたり、火を扱ったりしましょう。

そもそもチェックインの時間を前か後ろにずらす

キャンプ場のチェックイン時間を確認して、夕方にチェックインするのも手です。

キャンプ場にはチェックインの時間があって(例えば13時から17時まで)、その設定の中でチェックインを後ろの時間にずらすことも良いです。

あるいは追加料金でいつもよりも早くチェックイン出来るサービス(アーリーチェックイン)が設定されているキャンプ場であれば、9時とか10時位にチェックインしてしまうのも手です。

とにかく猛暑のコアタイムを外せる方法を考えて行くと良いです。

ただし、チェックイン時間の制限を超えないようにしましょう。ルールだから、というのもありますが
キャンプ場スタッフの経験上、チェックイン時間内に来ないお客さんがいると「もしかして事故にあったのでは?」なんて思ったりして、けっこう心配しちゃう。

管理人在中のキャンプ場を選ぶ

そもそも管理人在中のキャンプ場を選ぶ、ということ。

何かあった時に管理人がいるいないではいろんな対応が変わってくる気がします。

無料のキャンプ場もあるけども、ほとんどが管理人不在。夏のキャンプシーズンなので他のキャンパーさんは多いから何かあってもなんとかなるかも知れませんが、それでも他人は他人です。管理人さんがいるキャンプ場に行くに越したことはない。

 

氷や冷やすものを貸してくれるかもしれないし、何か起こった場合のその地域の救急病院を教えてもらえるとか。

あるいは、感情の部分。例えば夜間に熱中症にかかってしまったとして。

それどころじゃないかもしれないけれど、もしかしたら他のお客さんに迷惑をかけてしまうからと変に我慢してしまったり、我慢させてしまう場合があるかもしれません。

そういった時に管理人さんがいれば、相談なりなんなりして、周辺のお客さんへの対応をしてくれると思います。

一緒に思い悩んで対応してくれる人がいるだけで、緊急事態は落ち着けるものです。

なので、なるべくだったら管理人が在中してくれるキャンプ場を選ぶと良いと思います。

宿泊日の夜間対応の病院を事前に調べておく

また、先の話に付随する部分もありますが、宿泊日の夜間対応の病院を事前に調べておくのも重要です。

まぁ、本当にやばい時は迷わず救急車を呼ぶべきだと思いますが、事前に「どこに行けば診てくれるか」を分かっている状況だと、落ち着きが違うと思います。

調子が悪いなら、まずはそこに電話をかけて症状を相談するのも可能だと思います。

なので、出発するまえにインターネットなどで必ず当直対応の病院を調べておきましょう。

お酒を飲むならチェイサーとしてお水を必ず飲む

熱中症対策を必ず調べてからキャンプ場に行くとして。

うっかりノーチェックだったりするのが、夏キャンプでの飲酒。

真夏のキャンプ。めちゃくちゃ暑い中でキンキンに冷えたビールやレモンサワー。最高ですよね。

最高なんですけど、必ず水をチェイサーとして準備しておいて、必ず一緒に飲みましょう。

ただでさえ、たくさん汗をかいていて、ビール飲んでトイレに行って、更にはアルコールが入ると体温が高くなりがちなわけです。

また、お酒だけを飲まずにちゃんと塩気があるものを準備しておきましょう。塩飴なめながらでも良いですけど。

とにかくお酒だけをガンガン飲んでしまうのではなく、別途水分と塩分補給をしながら真夏キャンプのお酒を楽しんでほしいなというお話です。

駐車場に車を止めて、管理人に相談する。

もしキャンプ場にサイトから離れた専用駐車場があるならば、車の出し入れができなくなる前に駐車場に車を移動しておきましょう。

オートキャンプであればサイト内に車を入れられますが、基本的に車のアイドリングを禁止しているキャンプ場がほとんどだと思います。

緊急時は四の五の言ってる場合ではないですが、それでも事前に打てる手はあって、それが事前に外の駐車場に車を逃しておくということです。

そうすれば、あれ?ちょっとやばいかも?という時に駐車場の車に戻ってエアコンをかけて調子が良くなるまで待つことが出来ます。

そもそもどこに車を止めてもアイドリングは控えたほうが良いですが、体調不良ならば致し方ない。

そして、もちろんこの場合も必ず管理人さんに相談しておきましょう。

アイドリングしてとかのトラブルにならないようにするためにも。

熱中症になったら、迷わず救急車を呼ぶ。呼んだら管理人にすぐに報告する。

で、実際に酷い熱中症になってしまった場合はどうすればいいか。

本当にやばいと思ったら迷わず救急車を呼ぶ。言わずもがなですが。

悲しいことに毎夏熱中症で亡くなられる方がいらっしゃるわけで、一刻を争ったりするのも想像に難くないわけです。

そんな時に躊躇している場合では無いと思うんですよね。

なので、危ないと思ったらちゃんと救急車を呼びましょう。

また、その際は管理人さんには必ず相談、報告をしましょう。

キャンプ場としても救急車がキャンプ場まで来た時にスムーズな対応が必要になります。そのためにも何か起こり、救急車などを呼んだ場合は必ず相談しましょう。

また、救急車が来るまでの間の対応。

さっきも書きましたが、キャンプ場に別途駐車場があるならば、一旦駐車場に車を移してエアコンを効かせた状態で待機する。もちろんキャンプ場の管理人に一声かけたほうがいいです。

あるいはクーラーボックスの中の保冷剤を脇の下や首の付根につけておくなどをしておくといいですよね。


以上、熱中症に関する出来うることでした。

ただ、事前にこういったことが分かる状況であればなるべくならキャンプに行くのを避けたほうが良いかもしれません。

せっかく楽しいキャンプが辛い思い出になってしまうのはとても悲しいのです。

みんなのコメント!

  1. KAMACAMP より:

    こういう情報ってホント自分の環境に置き換えて考えられるのでありがたいです!リアルな環境からの情報提供を今後もよろしくお願いします!

  2. かまさん

    うす!ざす!
    これ考えとかないと、マナーとか考え過ぎてパニックになる気がしたので!

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