どもどもヤマケンです。
先日、栃木県那珂川町のキャンプ場、サンタヒルズに久しぶりにソロでキャンプしに行ったんですけれども
珍しいロケットストーブの亜種っぽいやつのレンタルがあったので、せっかくだから借りてみました。
- ペレット燃料ということと、薪ストーブみたいなロケットストーブっていうのがそもそも興味深い
- ペレットの残量や空気窓の開け締めで火力の調整を行うのが凄く面白かった
ので、ぜひサンタヒルズに行く際はレンタルしてみては?ってな感じの記事です。PRの洋でPRではない記事になりますが、良かったらどうぞ。
ペレットグリルヒーター きりんさん
いや、名前かわいいかよ。
ロケットストーブと同じ原理っぽいので亜種的な感じなんですが、その名の通り、燃料はペレットです。
上の写真で、右側がペレットを入れる方、左側が煙突になってます。
本来煙突の先が左側を向けて使うので、その姿がキリンっぽいからきりんさんなんだろうなぁと思います。
きりんさんを使っていて面白かった点
このきりんさん、暖を取りながらキャンプ飯も作れる、薪ストーブなどと同様の使用が可能です。
で、使ってみて面白いなぁと思った点ですけれども、下記のとおりです。
- 燃料を入れただけでおしまいじゃない
- 空気窓で火力調整をするんだけど、ぴったりの燃焼が出来た時気持ちいい
薪ストーブは中に薪を入れたら暖まるだけで特にやることは無いですけども(ちゃんと燃焼している場合)、このきりんさんは割と手間をかけて上げる必要があります。
というのも、ペレットの残量で流入する空気量が変わるので、そこそこコマ目に空気窓を開け閉めして燃焼コントロールをします。
とは言え、多少放っておいても燃えてくれますけどね。
このあたりを面倒くさいと捉えるか、上手に燃焼コントロールをするための遊びと捉えるか、人によりけりではありますけれども。
一番良い燃焼を持続させる遊びをしていて気づいたら1時間平気で経っちゃうくらいには遊べます。
また、天板の上にダッチオーブンなどを置いてキャンプ飯を作ることも出来ます。
上の写真は「あ、もしかして?」と思って、男前グリルプレートとクロテツを並べて置いてみたら謎のフィット感出てましたね。
ペレット側が強火、煙突側になるにつれてだんだん火力が下がっていきますので、煮込むなら煙突側、焼き物ならペレット側で料理すると良い感じですね。
ちなみにこの時、たこ焼きを焼いてみました。
たこ焼きプレートの下部に出っ張りがあるせいで時間がかかったけど、一応ちゃんと焼けました。
また、火が走るところの下にも天板?があって、そこでは保温や予熱調理も出来たりします。上の写真では、熱したクロテツに八溝ししまる(サンタヒルズで買えるイノシシ肉)を予熱で焼いているところ。凄くふわふわに仕上がりました。
ペレットグリルヒーターきりんさんの全パーツと必要なもの
ペレットグリルヒーターきりんさんを構成するパーツは
- 本体
- ペレット入れるケース
- しっぽ(火かき棒)
- 煙突3つ
の6個です。本体、重いっちゃ重いですが、女性でも持てるくらいの重さです。大きさはこれ以上小さくならないので、購入する方は積載に余裕を見たほうがいいですね。
とは言え一般的な薪ストーブと同じくらいの大きさかな?
また、ペレットグリルヒーターきりんさんを使うために必要なものとしては下記の2つ
- 着火剤
- ペレット
この後説明しますけども、ペレットに着火させるため以外に、煙突側を熱するのにも着火剤を使用します。
ちなみに、ペレットの燃費は1キロ程度で1時間弱ほどになります。10キロで8時間弱。一泊二日のキャンプで楽しむなら10キロあると良いかなと思います。
今回15時から20時まで燃やして、10キロで6割位使いました。
あ、10キロで600円前後なので、薪ストーブ等に比べてコスパは結構良い気がします。
きりんさんの組み立て方
まず足を広げます。簡単に展開できるので、特に悩まなくて大丈夫です。
煙突を取り付ける前に、どちらに煙突を取り付けて、どちらにペレットを入れるのかがわかりにくいので、その説明をしますね。
これが火かき棒兼きりんさんのしっぽになります。
このきりんさんのしっぽを吊るせるほうが後ろ、ペレットを入れる方になります。
まず、膨らみのある煙突パーツを本体に取り付け。
その後、細い煙突を取り付けます。
最後にきりんさんヘッドを取り付けて、煙突は完成です。
きりんさん本体の前後さえわかれば、煙突はサイズがありますので簡単に取り付け出来ますね。
ペレットを入れるケースは、上の写真真ん中のメッシュのかごみたいなやつです。
投入するペレットの量はメッシュのかごの縁まで入れます。これで大体1キロ程度入ります。
ちなみに大体半分位減ったら、並々までペレットを追加しましょう。そのまま中にペレットを入れるだけで大丈夫です。
きりんさんの使い方
きりんさんの使い方ですが、まず、煙突側下部の窓を開け、火をつけた着火剤を入れます。
「これ、何してるの?」って感じですが、先に煙突側を温めることで、逆流を防ぎます。
超簡単に申し上げると、冷たい方から温かい方に空気が移動します。
なので、燃料側から煙突側に自動的に空気を移動させるために、先に煙突側を温めるのでありました。
先に温めるのを忘れると、ペレット側に空気が逆流して、いつまで経っても火が入りません。
上の写真だとわかりにくいかも知れませんが、煙突側を温めていると白い煙が出ます。まぁ燃やしているので当たり前なんですが。
5分くらい燃やして置けば大体OKです。
その後、ペレット側下部の窓を開け、火をつけた着火剤を入れます。
しっかりペレットに火を点けるために、最初は窓を全開にしておきます。
煙突側が温められていて、ペレット側の窓を開けて置くと、上の写真の様に
ペレットに付いた火が煙突側に走るようになります。
10分に一回位、ペレットのかごを持ち上げて落としましょう。
下のほうが燃えてしまって流入する空気量が変わったり、ペレットが浮いちゃって上手に燃焼されない場合もあります。
上の写真はきりんさんを側面から見た様子(左が煙突側で右側がペレット側)。
しっかりと着火して火が走ると、写真の様に小さい穴から火が見えます。この時、よく燃えているとごぉごぉ良き燃える音が聞こえるのであります。
きりんさんを使う際の注意点
きりんさんを使う際の注意点としては、まず、上述したように「煙突側を温めてからペレット側に着火」が一つ。
もう一つが、「煙突ヘッドを風下に向ける」ことです。
風上に向けて煙突ヘッドの開いてる方を向けてしまうと、煙が逆流してしまって悲惨なことになります。必ず、ヘッドの開いてる方は風下側に向けましょう。
まとめ
そんなわけで、ペレットグリルヒーターきりんさんの紹介でした!
販売価格が29,800円くらいですが、サンタヒルズでお試しレンタル1,500円で借りられます。1台しかレンタルが無いので、試してみたい!という方は事前に予約したほうが良いかもですね。
ちなみに気に入ったらそのまま買うこともできるらしく、実際に購入されたお客様もいたんだとか。
ご興味ある方は、一度サンタヒルズにキャンプしに行ってみてくださいー!
ペレットグリルヒーターきりんさん:https://kirin3.jp/
サンタヒルズ:https://santahills.co.jp/
動画でも紹介してます。
またちょっと新しい編集な感じを試してみましたので、良かったら動画でもぜひ!5分かからずサクッと観られます。
みんなのコメント!
ターンリスナーですか?
岩井さん
すみません!ターンリスナーとはなんでしょうか…?
http://fanblogs.jp/toshizo01/archive/7/0
すいませんでした。
「かわいいかよ」に反応してしまいました。
ついハライチのターンリスナーかと。
いつもためになる情報発信ありがとうございます。
岩井帝国民さん
なるほど!!
だからお名前岩井帝国民なんですね!!笑
いえいえ、こちらこそいつもありがとうございます!!!