どーも!キャンプブロガーさくぽん(@sakumanx)です。
今回は、キャンプサイトを彩る調理器具『スキレット』についてご紹介します!
スキレットって何?使い方と後処理方法を教えます。
スキレットというのは鉄製のプライパンのことを言って、言うならばダッチオーブンのプライパン版です。スキレットといえば、ダッチオーブンでも有名なLODGEが一番有名です。無骨なまでのその装いが男心をくすぐります。その他のキャンプメーカーではUNIFLAMEなども販売してます。
◀追記※2016/1/9▶
スキレット購入にあたってのメリット・デメリットについて記事を書いてますので、キャンプ以外、ご自宅で主にスキレットのご使用を検討されている方は下記記事も併せて御覧ください。
【ちょっと待って!】ご自宅でスキレット料理をしたい方はデメリットも考えてから買いましょう!!
◀追記終わり▶
使いはじめ
後ほど説明しますが、ロッジのスキレットをはじめとするアウトドアメーカーの製品は、鉄製の鋳物で必要な”シーズニング”という作業が済んでいるものがほとんどですぐに使うことができます。
何かを炒めたければ、油をなじませて使用し、揚げ物をしたければ油をたっぷりと入れて熱します。使い方は普通のフライパンと同じです。
シーズニングとは?
ざっくり説明すると「油の膜を作ってサビを防止する」ことです。 鉄製のものはスキレットであれ、ダッチオーブンであれ水に触れてそれを放置するとサビが発生します。それを防ぐための行為です。
オススメの調理方法
アヒージョやローストビーフなどがオススメです。僕はアヒージョを作るためにスキレットを購入したと言っても過言ではありません。別売りの蓋を購入すれば、料理のバリエーションが広がって本格的なパエリヤなども作ることができます。
参考:キャンプといえばこれ!スキレットで絶品アヒージョ作っちゃいました。(しかも薪ストーブで調理)
参考:僕らのキャンプ飯!!「エビとじゃがいもとバジルのアヒージョ 」
後処理が大事!
後処理が結構面倒なんです。。。注意点が3つあります。それは
- 料理が出来上がったら早めにお皿に移し替えましょう。そのまま放置するとサビの原因に!
- スキレットが熱い状態で冷たい水をかけないように!
- 洗剤を使って洗わない!
です。鉄製のため、熱した状態で水をかけてしまうと最悪の場合割れてしまうそうです。小学生くらいの時に実験でやりましたよね?原理は同じです。
また、先ほど言ったシーズニングが施されているため、その効果でサビを防いでます。洗剤を使って洗ってしまうとせっかく施した油の膜がごっそり取り除かれてしまうのです。洗うときは洗剤を使わずにお湯を使ってタワシでゴシゴシ擦りましょう。(水だと油が落ちにくいです。こびりついた汚れは熱めのお湯を注いでから洗えば落ちます。)
<使い終わった後はこんな感じになってたりしますので、お湯で洗い流しましょう。>
まだ処理が必要!
タワシでゴシゴシした後は、お手入れが必要です。再三言っているように、水に触れてそのまま放置するとサビてしまいます。そのため、使用後は手入れをしなければいけません。順を追って説明します!
①火にかける。
洗い終わったあとに付着している水気を吹き飛ばします。からっから(白い煙が上がるくらい)になるまで火にかけます。
②オリーブオイルを塗る。
オリーブオイルで油の膜を作っていきましょう。この時持ち手も含め、スキレット全体がかなり高温なので、革手袋なりミトンなりをするようにしましょう!
キッチンペーパーと菜箸を使って油を全体になじませていきます。全体に塗り終わったら終了です。
③冷めるまで待って、新聞紙などに包む。
最後に、熱せられている状態から自然に冷まします。(本当に熱いですから注意!)
冷まし終わったら新聞紙などに包んで保管しておくと余計な水分が付着してしまうのを防いでくれます。
慣れるまでは結構面倒くさい作業で30分〜下手すると1時間くらい、時間がかかってしまいます。そのため、撤収日には使用しないほうがいいと思います。
スキレットを使う料理は早めに作ってサクッと洗い、シーズニング、放置して冷ましておきましょう。
以上がスキレットについての紹介でした!
<かっこいいスキレットが2,000円台で購入できる。アヒージョやローストビーフを作る程度なら8インチで十分。家族4人分のパエリヤを作るとなるともうワンサイズ大きなものが必要です。>
無骨なキャンプ道具のスキレット!男のロマンですよねー。ぜひ、あなたにも素敵なアウトドアライフをー!
参考サイト:LODGEオフィシャルサイト
追記!
スキレットに関してのブログ読者さんからの質問に回答しました!合わせて参考にして頂けますとスキレットに関する知識が深まると思います!
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