どもども、ヤマケンです。
最終的にパックラフトで川下りつつ、一泊二日でキャンプを楽しめるようになるのを目指したシリーズ記事であります。
なかなかキャンプの話までたどり着かずに申し訳ねぇ。。。川下りは楽しいけれど、そもそも命の危険が普通のキャンプとは段違いなので、しつこいくらいに色々情報出していきます。
そんなわけで今回は、パックラフトを始めるにあたって、必要最低限の装備について。
専門用語もちょっと出てくるので、気になる方は用語集の記事も併せてご参照ください!!
パックラフトに必要な装備|パックラフト本体
これがなきゃ始まりませんね。
パックラフト本体です。
白波ばっしゃばしゃなホワイトウォーターに突入する冒険野郎には、流水用モデルをおすすめです。
ゆったりツーリングやキャンプ道具積んでパックラフトキャンプを楽しみたい方には流水・静水兼用モデルがおすすめ。
湖やホワイトウォーターがほとんどないような穏やかな川で遊びたいには静水モデルがありますが、個人的にはもうちょっとお金出して、流水モデルか兼用モデルをおすすめしている。
パックラフトで遊んでるうちに、楽しくなっちゃってホワイトウォーター行きたくなったときに性能不足で買い換えるハメになる節ある。
パックラフトに必要な装備|パックラフト本体に取り付ける諸々パーツ
背もたれと中に敷くインフレータブルシートも必須です。
基本的にはパックラフト本体に付属しているので、改めて買う必要は無いです。シートはパックラフトそれぞれに合わせた形になっていたりもするので。
ただ、バックレスト(背もたれ)は途中で買い替えとかもありなのかな?ただ、パックラフトによって対応してるもの、対応していないものがあるので注意。
ちなみにインフレータブルシートは、座る部分が他の部分に比べて高くなってる(空気量が多い)ので、シートの前後をお間違えないよう!
フルシートとハーフシートがあるけど、セルフベイラー付きはフルシート、セルフベイラー無しはハーフシートってイメージ。
パックラフトに必要な装備|パドル
パドルはパックラフト本体には付属していないので、準備が必要。
パックラフト用とかカヤック用とか、水をキャッチしやすいやつ、軽いやつ、シャフトの形が特殊なやつなど色々あって選ぶのが難しい。
ので、個人的には各メーカーのエントリー用のパドルを購入するのがおすすめ。エントリー用パドルでも十分楽しめます。
とは言え今度カーボンシャフトの水をキャッチしやすいやつに買い換えようかなとか思ってる。
あ、余談ですが、パドルが流されてしまうのを防ぐ「リーシュコード」もありますが、万が一チンしてトラブったときに危ないのでリーシュコードは絶対につけないようにしましょう。
首に引っかかったら窒息するし、リーシュコードに体のどこか絡まって浮上できずに亡くなる例は珍しくないようです。
パドルはほっとけば浮くし、流されてしまっても大体はどこかに引っかかったり、岸に上がったりするので。
パックラフトに必要な装備|ライフジャケット
ライフジャケットも必須。まじで絶対に準備しよう。川下りのパドルスポーツは沈(チン)することが当然だと思ったほうが良いです。
で、チンしたときにライフジャケットが最後の砦です。
必ず体にフィットするサイズを選びたいので、なるべくお店でフィッティングしたほうが良いです。
モンベルには色んなものがあるので、実際に試しやすいのがいいですね。
パドルスポーツ用のライフジャケットは腕を回すのを邪魔しない作りになっていたり、万が一にロープを切るようにナイフを取り付けられるギミックがあったりします。
個人的にはポケット付きのものを買うと、スマホを入れておけるのでおすすめ。ヤマケンはmtiのコンプⅢを使ってますが、お値段含めて良い感じ。
パックラフトに必要な装備|ヘルメット
ヘルメットも必要。左右に岩場があるような場所を下っていくこともあり、だいたいそういうところは白波が強いホワイトウォーターでチンの可能性も高いです。
また、見えないだけで水中にも岩が隠れています。
チンして波に揉まれたときに岩に頭をぶつけてしまう可能性もあるので、必ずヘルメットは準備しましょう。
「パドルスポーツ ヘルメット」で検索すると色々出てきます。
ぼくはW.S.P.のベーシックなヘルメットを使ってます。一番大きいサイズだけど、帽子かぶると頭痛くなっちゃうのは悩みどころ。
ヘルメットも着用感大事なので出来たら試着を。モンベルには自社ブランドのヘルメットがあるので、一番試しやすいね。
パックラフトに必要な装備|膨らます用のインフレーションバッグ
パックラフトを膨らませる道具、インフレーションバッグ。
これがないとパックラフトを膨らませられないので忘れたらおとなしく帰るしか無いですね。
基本的にはパックラフト本体に付属。
インフレーションバッグのバルブは2重?になっていて、最初は根元側のバルブを、パックラフトの根元側の方に取り付けて一気に膨らませる。そのあと、バッグの外側のバルブをパックラフトの逆止弁がついたバルブに取り付けて、ギリギリまで膨らませる感じ。
全然伝わらなくて申し訳ねぇので今度動画でも撮りますね。
パックラフトに必要な装備|足の先を覆う形のサンダル
シューズも大事。基本的な考えとしては
- 指先・かかとが保護されたもの
- 脱げないようにかかとがホールドされるもの
- 底面が滑りにくくなっているもの
を抑えてたシューズを準備しましょう。
チンした時に岩に足をぶつけて怪我をしないような靴、水中でうっかり脱げたりしないような靴、ビブラムソールのような濡れに強い滑りにくい靴がマストです。
世の中にはウォーターシューズと呼ばれる靴があるので、それが一番いいかと。
僕はスイコックのOG-071V / BITA-V履いていてめちゃくちゃ便利は着心地よくて、かかとのホールド感もしっかり。一生滑らないのでおすすめなんですけど、かかとは出ちゃってるんだよな……
パックラフトに必要な装備|太めのガイライン・ロープ
ガイラインはパックラフトに荷物を固定する用に使います。
パックラフトでキャンプしに行く場合は必須です。
アルパカラフトのパックタッチシステムが取付簡単、いざというときに取り外して荷物をリリースしやすいのでおすすめです。
人気みたいで売り切れのよう(2021年7月13日現在)
手芸系ショップで該当パーツを買って自作したものを使っています。
それとは別に太めのロープを準備して、パックラフトを一周させておくのも大事です。
チンしたときに太めのロープがあると、パックラフトにしがみつきやすくなります。地味に大事なので、これもアウトドアショップでしっかりしたものを買って取り付けておきましょう。
パックラフトに必要な装備|リペアキット
万が一パックラフトが裂けたり、穴が空いてしまった場合の応急処置用のリペアキットも必ず準備しましょう。
基本的にはパックラフト本体に付属されていると思いますが、もし付属されていない場合は絶対に買ってザックに入れておきましょう。
出来たらパックラフトのリペアキットだけでなく、自分自信が怪我したときにも対応できるように水に強い絆創膏とかも準備して一緒に持っていくと良いかと思います。
まとめ:大体パックラフトに付属している
と、ここまでがパックラフトを楽しむための最低限の基本装備です。
パックラフトに付属している道具が多いので、実際にはそこまであれもこれも買わなきゃーみたいな感じでは無いのがありがたい。最初は本当に何買えば良いかわかりませんからね。
これだけ準備すればパックラフトに挑戦できるので、これからパックラフトを始めたい方は、まずこの道具たちは準備しましょう。
他にもあったら便利な道具や、できれば持っておいて欲しい道具も紹介していきますね!!
ここまででだいたい総額20万円くらいになっているわけですけれども、キャンプ道具と一緒で遊びにいけば遊びにいくだけお得!!(なにが?)
もしスクールなどでパックラフト体験をしてめちゃくちゃ楽しかった人は、ぜひこちら側にいらっしゃい!!心よりお待ちしています。
ではまた次回お会いしましょう!!