どもども、車が失くなってアイデンディディを失った者、ヤマケンです。
先日起きた事故を連日ネタにしているわけですが、今回車の方に進展がありましたのでご報告です。あと、今回の記事はヤマケンの感傷100%となっております。
【悲報】廃 車 確 定
遊戯王ぽく書くと 廃☆車☆確☆定
ローマ字で書くと HI SHA KA KU TEI
車の事故具合を調査する際には立ち会うので連絡をくれと再三言ったにも関わらず、勝手にやられて「貴方の車はいくらですー」って。さすがにそんなの、無いよ。
仕方がないので、荷物の整理に来ました。
旅のファースト・シーズンを支えてくれたアイテムたちも中には壊れてしまったものもありました。自宅で大事にしようと思います。
バックドアの窓がバックリ割れちゃってるのでビニールで覆われています。事故当日からこの数日間雨が続いてました。
丁寧に剥がしていきます。
助手席とバックドアだけ何故か開くドアなので、バックドアから荷物を運び出します。
あんなにスムーズだった動きが、なんかもう全然違くて、それだけでアレでした。
思えばこの車。僕が大学4年の冬に買ってもらった最初の車でした。買ってもらったってのが情けない話ですけど。
当時入社が決まっていたアイリスオーヤマの人事の方が「車があった方がいいよ」とおっしゃったので買ってもらったんだっけな。まぁ、東京オフィス勤務だったので、結局使いませんでしたが。
納車に時間がかかったけど、茨城で購入してそのまま山形の家を目指しました。初運転が雪で視界不良で相当ビビったっけなぁ。
大学時代は、数ヶ月だけだったけど、少し離れたキャンパスの彼女に会いに行くのにコイツに連れってもらいました。
後は、親友の良樹とよく遊びに行ったな。喜多方ラーメンを食おうと思って、真冬の山形福島で身動きが取れなくなって遭難仕掛けたのは今でもいい思い出。
社会人になっても変わらず、遠く彼女の元に連れってくれました。その帰り、大雪が降った山形道でスリップした時、僕のことを守ってくれたのもコイツでした。
彼女と初めて行ったキャンプ、親友と初めて行ったキャンプ、さくぽんや会社の仲間と初めて行ったキャンプ。僕がキャンプをするときは必ずと言っていいほどコイツが連れってくれました。
さくぽん達とのグループキャンプは何時だって荷物が積み積みでした。それがまた、キャンプに行くワクワク感が高まるんです。見た目よりもコイツ、たくさん入るんですよ。
「キャンプ旅をしよう」そう決断出来たのはコイツがいたからでした。
それから日本各地を回りました。
雨の日も風の日も、何時だってコイツは僕らを乗せて進みました。
どんな荒いコースを通っても、どんなに荒い運転をしてもびくともしなかった。
旅のファースト・シーズンの最後、タイヤがバースト仕掛けましたが、コイツはひとつも壊れませんでした。
旅を中断して、まず、コイツのメンテナンスをしました。一年間ありがとうって。
ブレーキベルトだけが切れる寸前だったみたいで、僕を自宅まで頑張って送り届けてくれたのかな。色々ケアしてもらいました。ダイハツの販売店のお兄さん、ありがとう。
再出発する時、また荷物を積み込む。今回はコンパクトスタイルでのキャンプを目指してたから、コイツにかける負担も少なくてイイなぁなんてことを思ってた。
さぁ、出発や。そう思ってかけたエンジンの音。なんか喜んでるように感じた。
広島県福山市で、停車中の事故でした。
大型トラックに追突されました。
普通だったら死んでる、そう言われました。
車体が衝撃で曲げられても、僕は骨折もなかった。
多分、最後の最後まで僕を守ってくれたんだろうとおもいました。
本当は最後の最後まで、僕らを運んで欲しかった。
もっとたくさんの景色をコイツと見たかった。
もっともっと一緒に居たかった。
今まで頑張ってくれて、僕のことを守ってくれて、たくさんの想い出をくれて、
本当に有難う。
最後にもう一度、頑張って坂を登るお前のエンジン音が聞きたかった。
ジーノちゃん、さようなら。
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