ども、さくぽんです。
グランピングが流行の兆しですが、なんかちょっと違う気がしているのは僕だけではなかったみたいです。
今回は、これこそ本当のグランピングなんじゃん?と思えるようなビンテージなキャンプを紹介します。
これがグランピングだ!
グランピングって「グラマラス」な「キャンプ」の略なんだそうですよ。欧米では主流で皆さん思い思いに楽しんいらっしゃるそうです。
2015年くらいからチラホラと話題になってて、今年になって完全にブームとなりつつありますよね。キャンプやらグランピングやらが。
だけど、日本のグランピングはどうやら「にわか」なもののようで、古くからアウトドアに携わっている方々曰くどうも違和感があるとのことです。
これが本当のグランピング?
こちら先日のアウトドアデイジャパン2016でオートキャンプ協会のブームで「ビンテージキャンプ」と題して展示されていたアイテムです。僕らも大変お世話になっている篠崎さんという方の自前の道具です。
個人輸入で海外から仕入れていて、各道具40年近く前のものなんだそうですよ。
こちら、コールマンのツーバーナー!え、ツーバーナー?って思っちゃうくらいに今のモノとは全然違いますよね。
っで、中央の水色の道具はなんとオーブン。そのままガスで熱するとオーブンとして使えるそうです。これでピザとか焼けるんですって!
で、篠崎さん曰く、こういうちょっとレトロな、アンティークで、高級感があるような道具で優雅に過ごすのがフランスとかで主流のグランピングなんだそうですよ。
こういう道具を嗜みながら、ちょっと贅沢にシャンパン飲んじゃうとか。それがグランピング。
キャンプにどんな付加価値をつけるのか
僕がライターをやらせて頂いている.HYAKKEIというアウトドアWebマガジンでサンタヒルズの郁夫さんをインタビューさせて頂いた時にはこうおっしゃってました。
【今、流行しつつあるグランピングはどうも違う気がして。もちろんそのすべてを否定するわけではないんだけど、どんどん新しいものを作って、ほら豪華でしょ!これがグランピング!
っていうのはちょっと違うなーって。
グラマラスなキャンプという言葉とおり、キャンプありきで、キャンプにどんな付加価値をつけていくかっていうことだと思うんだよね。】
そうおっしゃってました。
僕は全くグランピングに詳しくないのでなんとも言えないんですけど、個人的な意見をいうと篠崎さん、郁夫さんが言っている内容がそうなのかなーって思うんです。
篠崎さんのスタイルならキャンプ場でできます(別にビンテージものを使えというわけではなく)し、ごくごく一般的なキャンプの延長線上にありますよね。
普段のキャンプをちょっとだけ豪華にするような、そんなイメージ。
個人的には普段はコールマンとかのテント張ってるんだけど、今日は2泊3日だし、ノルディスク張って豪華にしちゃう??みたいな。
豪華な、ホテルのようなサービスでアウトドア体験をしてもらえるのは全然構わないんですけど、あんだけ豪華なものはもはやキャンプではなくなってしまいそうですし
アレがキャンプだと思って、実際にキャンプに行ってみるとかなりガッカリしてしまう恐れがありますよね(もちろんキャンプは楽しいですよ!)
実はエバーグレイスに行った時も若干違和感がありまして、あそこはもうなんだかアウトドアリゾートのような場所で、キャンプ場ではないんですよね。実際キャンプサイトは端っこの方に10数カ所あるだけでしたし。
どっちが正しいとかどうのってワケじゃないんでしょうが、僕個人の意見としてはちょっと違うのかなーと思う今日このごろでした。
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