ども、さくぽんです。
日本の冬が近づいてきているということは、南半球のニュージーランドは夏が近づいているということ!
2016年の11月〜2017年3月にかけて、ニュージーランドに滞在していたので、ニュージーランドをキャンプ旅するための情報をまとめて紹介していきますね!
ニュージーランドをキャンプ旅
超美しい自然を持つニュージーランド。キャンプ、登山、サーフィン、釣り、カヤックなどなどアウトドア好きにはもってこいの国がニュージーランドです。
南半球に位置しているため、日本と季節が日本が冬の時に夏が到来します。そのため、日本だけでなく北半球に位置するヨーロッパやカナダなどからたくさんの人が旅行に訪れるのです。
言葉で説明するよりも写真を見たほうが伝わりやすいかと。僕のInstagramに写真があがってますので、興味ある方はぜひ御覧ください!
ニュージーランドへの航空便
ニュージーランドへ行く航空便は、いくつか経路があります。直通は
格安航空券を使うとすると、ジェットスターを使ってオーストラリアを経由するか、エアアジアを使ってマレーシア経由で行くことになるかと思います。
時期にもよりますが、直行便は往復8万円〜で、高い時は20万円近くします。ニュージーランドでは1月が観光シーズンのピークになりますので、そのあたりは値段が高くなります。
飛行時間は成田〜オークランドで9時間半程度。オークランドから乗り継ぐ場合はさらに時間がかかります。
次に述べますが、物価も高いので最低でも航空券と合わせて30万程度は必要だと思います。
予算、物価、NZドルはいくら?
ニュージーランドの通貨は「NZドル」です。レートは常に変動しますが、僕が滞在していた期間でざっくり1NZドル75円〜85円前後でした。ここでは計算し易いように1NZドル=80円としましょう。
物価は、体感地として日本の1.5倍前後だと思います。600mlのペットボトルが3ドル(240円)で売ってた時はおったまげました。
っが、これくらいの感覚で、ランチを外食でとなると10ドル〜15ドル前後かかります。
ガソリン価格も僕がいた当時は1L2ドル前後(160円)だったので、日本よりも高い計算です。
日数にもよりますが、航空券、食費、レンタカー(がないと周遊はできない)を合わせると10日間の旅でも30万円必要です。
ガソリンスタンドの使い方はこちらを参考にしてください。
キャンピングカーのレンタルは?
キャンピングカーのレンタルが盛んなニュージーランドです。というのも、日本のように電車やバスなどの公共交通機関が発達しているとはいいにくく、それゆえにレンタカー需要が盛り上がっているのです。
バスで移動できなくもないのですが、キャンプ道具を担いでバス移動、あるいは山登りをすることを考えると車中泊ができたほうがいい場合が多く、キャンピングカーをレンタルするのがとてもオススメです。
色んなキャンピングカーのレンタル業者がありますが、このサイトで料金を比較できますので、試しにやってみてください。
こんな感じで比較結果をみることができます。試しに2018年の1月10日〜24日までの期間(15日間)で入力してみました。
最安値は1,995NZドル=ざっくり16万円、1日1万円強です。これにもし、事故があったときに免責とする場合には、追加で保険(insurance)に加入をする必要があります。
クルマによっては、この料金の中に、最低限必要な保険がかかっていて、仮に事故が起きた場合であっても支払いは3,000ドルまで、となっているようなものもあります。これは借りるクルマによるので、Google翻訳を駆使して確認してください。
ちなみに、Googleが運営している「jucy」というキャンピングカーレンタル屋さんが比較的安価で、かつ日本のエスティマをベースにしてるモデルなので、運転しやすいかと思います。一人旅、友達、カップルはこれで十分。
もし長期で旅する場合は中古車を買って、帰国前に売りさばくという方法もあります。
キャンプ場の宿泊料金は?
ニュージーランド国内には無数にキャンプ場があります。日本でいうところの高規格キャンプ場のようなところもあります(ホリデーパークと呼ばれます)し、無料で利用できるところもあります。
1泊あたり0ドル〜高くても1人25ドル(2,000円)前後です。
無料のところは水とトイレのみ、高くなるに連れてシャワー代もコミコミの料金になる場合もあります。
高規格キャンプ場は炊事場での調理、テーブル、誰でも使える食器など、快適度が非常に高いのでうまく利用しながら旅をした方がストレスがないと思います。
気候、服装はどうしたらいい?
ニュージーランドは南半球なので、日本が冬の時は夏になります。ですが、「1日の中に四季がある」と言われるニュージーランド。
昼間は裸になるくらい熱くても、日が沈むと一気に寒くなります。
なので、Tシャツ短パン〜長袖上下、レインウェア、ウルトラライトダウンくらいの洋服はあっていいと思います。
あと、昼間は日差しがものすごく強いので、サングラスや帽子も忘れずに。日焼け止め(sunscreen)はスーパーなどで売ってますので、現地調達可能です。
僕の体感地として5度〜30度くらいまで、1日の中で変化があったと記憶してます。体調管理も難しくなるので無理のない行程を楽しみましょう。
スーパーは複数あるよ!
ニュージーランド国内では、countdown,NewWorld,PAKnSAVEなど大型のスーパーがたくさんあります。
僕はcountdownを使うことが多かったです。たぶんいちばん安いです。
物価が日本よりも高いといいましたが、例外もあって、例えばこのパンは20枚近く入って1ドル(80円)です。パスタも1袋1ドルちょっとで買えました。
小麦系の食品や牛肉は日本よりも安く買うことができます。
どうしても日本っぽいものが食べたくなったら、大きめのスーパーの海外の食品を陳列しているコーナーがありますので、息抜き程度に買ってください。
自炊をすれば1食5ドル以下に抑えることもできます。外食をすると10ドルを超えることが多いので、予算に応じて自炊しましょう。
どこかオススメなの?
ニュージーランドを旅する時、どこを旅行するのがオススメかというと、アウトドアが好きであれば南島を旅行するのがいいと思います。
ニュージーランドは北島、南島の大きな2つの島を中心とする国です。北島は最も大きな都市のオークランドや首都のウェリントン、観光地は温泉のあるロトルアが有名ですが
アウトドア好きでニュージーランドを旅行した経験のある人はほとんど南島をオススメします。どちらの島も自然がめちゃくちゃキレイなのですが、南島の方がよりダイナミックな自然を感じることができます。
具体的なルートを紹介すると、南島で大きな都市クライストチャーチ(数年前に地震があったところ)をスタート地点として、
星空で有名なテカポ
ニュージーランド最高峰のマウント・クック
をみることができる8号線を中心に進んでいくのがいいです。そして、そのままニュージーランド国内でも有数の観光地クイーンズタウンまで行くルートがいいです。
クライストチャーチ〜テカポ、マウント・クック、クイーンズタウンへ進んでいくルートでざっくり4泊5日くらいはかかります。(それぞれペースはありますが)
それ以上時間があるなら
ワナカ近くのマウント・ロイは景色がすごくキレイですし
クイーンズタウンは、周辺の山へとアタックする拠点になるので、アウトドアショップがたくさんありますし
そこから先へと進んでいくとテ・アナウやミルフォードサウンドはこの世のものとは思えない絶景が待ち受けていますので、もし時間が許すのであれば必ず訪れて欲しいです。
必要な日数
クライストチャーチ〜テカポ、マウント・クック、クイーンズタウンという南島の王道ルートは、4泊5日前後必要です。超急ぎ足でいけば、その日程でも絶景が待ち受けているミルフォードサウンドまで行くことができます。
が、余裕を持って、クイーンズタウンやテ・アナウまでいき、マウントロイやキーサミットなどのトレッキングを楽しむ場合は、追加で3〜4日必要だと思います。
ので、このルートをゆっくり堪能する場合は、日本からの移動も考えると10日間ほど必要だと思います。
また、ミルフォードサウンドは雨が多いことでも有名なので天候に合わせて動くことを考えると2週間くらいを見ておくのがいいと思います。
まとめ
てな感じで、ニュージーランドをキャンプ旅するための情報をまとめてみました。
ざっくりと計算すると10日間の旅行で
- 航空券12万(成田〜オークランド〜クライストチャーチ)
- キャンピングカーレンタル(8日間)8万円
- キャンプ場代金 15ドル☓8日間=120ドル(9,600円)
- ガソリン代、食費(1日1万円計算) 8万円
で合計約30万円です。ガソリン代、食費はかなりざっくり計算ですし、この旅費以外に、もしアウトドアアクティビティ(カヤックやサーフィン、釣りなど)を楽しむ場合には別途お金がかかります。
決して安い旅行先ではないのですが、超美しい自然と、ニュージーランド陣特有のゆるーい感じ、優しさを感じる旅に出てみてはいかがでしょうか?
アウトドア好きは絶対行ったほうがいいといい切れるくらいにオススメな国です。
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