どもども、ヤマケンです。
2021年の今日日、この記事を公開した2014年当時には思いしなかったキャンプブームになっています。
キャンプ人口が劇的に増え、テレビCMだけでなくテレビ番組でもキャンプをテーマにしたものもたくさん出ています。
たくさんのキャンプの楽しみ方、それらに合わせたアイテムも各社から販売されています。
そんな中、人口が増えればシンプルにトラブルも増えるものです。キャンプスタイルが多様化しているならなおのこと。
そんな中で、昔からトラブル、というか議題に上がりやすい「キャンプでの音楽」問題について2021年時点での結論を述べていきます。
※この記事は2014年に公開したものを2021年に変更・修正したものです。
キャンプで音楽を「聴きたい聴きたくない」というよりも「聞かされたくない」
キャンプでも使える、バッテリー駆動・防水機能付きなどのアウトドア仕様のスピーカーがたくさん出ていますよね。
それだけ野外、自然の中で音楽を楽しみたい人たちがたくさんいるってことになるんですかね。
僕もその気持ちはよく分かるんですよね。
小さめの焚き火に小さいランタンの柔らかい炎をつけて、ウィスキーをチビチビ。
お供にしっとりムーディーなジャズやらインスロミュージックやらを。
めちゃくちゃリラックスできるんですよね。
ただ、一方で自分が好きな音楽を他人が好きかは別問題。
年代別の被験者にいくつかの種類の音楽を聞かせて、脳の活性レベルというか、快か不快かを脳波測定で明らかにした実験が以前ありました。ちょっと情報ソースが手元に無いんですが。
少なくとも年代によって、気持ちよく聞ける音楽と気持ちよく聞けない音楽があるんだよーって話です。
こういう実験ベースの話を抜きにしても、ゆっくりしにキャンプに来ているのに、聞きたいと思ってもいない音楽が聞こえたら嫌ですよね。
別に音楽聴きに来たわけじゃないし。
というわけで、キャンプで音楽を聞く行為の良し悪しはどうでも良くて
キャンプで他人に音楽を聞かされるのがそもそも問題なんですよね、という前提条件の提示でした。
キャンプ場で音楽を聞くのは果たしてOKかNGか
そもそも、キャンプで音楽を流すのがOKかNGかの問題の解決が必要です。
これだけは確実に言えるのですが、キャンプ場のルール厳守が一番です。
キャンプ場がルールとして音楽をNGとしているのであれば、それはNGです。
逆にキャンプ場がルールとして音楽をOKとしているのであれば、それはOKです。
個々人の持つそれぞれの常識や良識をもとにしたマナーというふわっとした概念ではなく、キャンプ場を利用する人すべてが守らないといけないルールがあれば、それを守るのが基本。
なので、キャンプで音楽OK・NG問題は利用するキャンプ場のルールによるワケです。
とは言え、音楽OKでも爆音とかは流石にどうなんかなぁと個人的には思うっすけどね。
キャンプで音楽を楽しみたいのであればOKのキャンプ場、嫌ならNGのキャンプ場へ
そんなわけで、キャンプ場のルールとして、音楽がどうなっているのかは事前に注意しておいた方が間違いないです。
もしキャンプで音楽を聞きたい、楽しみたいという方は、音楽OKのキャンプ場を選択する。
逆に音楽が聞こえてくるのが嫌という方は、音楽NGのキャンプ場を選択する。
このあたりで棲み分けするのが良いんじゃないでしょうか。
音楽OKのキャンプ場に行って、「音楽うるさいんじゃ!!」って怒るのも
音楽NGのキャンプ場に言って、「なんで音楽聞いちゃいけないんじゃ!!」って怒るのも
そもそも行くべきキャンプ場がミスマッチしています。
キャンプで音楽を楽しみたい人も、音楽を聞かされるのが嫌な人も事前の情報収集でトラブル回避を図りましょう。
音楽NGのキャンプ場で音楽を楽しんでいる人がいたらスタッフさんに相談しよう
もし音楽NGのキャンプ場で、音楽を楽しんでいる人がいて不快に感じるようであれば、スタッフさんに相談してみましょう。
基本的にすぐに動いてくれるはず。
少なくとも僕が音楽NGのキャンプ場でスタッフをやっていたときは飛んでいって、近くで耳を澄まして聞こえ次第、声がけするようにしていました。
おそらくルールに記載があるキャンプ場さんだったら間違いなく対応してくれるかと思います。
一方で音楽OKキャンプ場でも、あまりにも爆音だった場合はどうなのかという問題もあります。経験則的には、音楽OKと言えどもあくまで一般的というか常識的な範囲での音楽OKなキャンプ場がほとんどだと思います。
なので、音楽OKなキャンプ場でも(爆音でなくても)どうしても我慢できない音量のときはキャンプ場スタッフに相談するのが良いのかなと思います。
ルール厳守はもちろん、自分でどうすべきかを考えるようにしたい
というわけで、キャンプで音楽を聞くのかOKかNGか問題は、
- キャンプ場のルールに従う
- 音楽OKか音楽NGかをどうかを基準にキャンプ場選びをする
- なんかあったらキャンプ場スタッフさんに相談
でトラブル回避していきましょう、という結論です。
基本キャンプ場利用者みんななルール厳守でいけば、変なトラブルが起きないわけですし。他の何事についても。
最後に、途中で悪し様に言ってしまった「マナー」に繋がるような話をちょっとだけ。
ルール厳守と言ったものの、キャンプ場のルールは統一規格もありませんし、厳格でない場合も多いです。抜け道があったり解釈次第でなんとかなっちゃうようなこともあります。
あるいはルール化されていないだけでOK、NGな出来事も結構あると思っています。判断に迷うような。
そういう時にどうすれば良いのかを考える方向性として、僕個人として持っておきたいなと思うのが「それ自分の家でもやる?」「それ友達の家に遊びに行ってもやる?」です。
例えば、音楽OKなキャンプ場で爆音で楽しみたいとして。
自分の家で音楽爆音にします?隣の家まで100m以上離れているとかならともかく、普通、爆音で聞いたら周囲の住民からクレーム入りますよね。
友達の家で勝手に爆音にします?他の住民からクレーム入るって友達からブチ切れられると思うんです。
音楽に限らず、この感覚って凄く便利で、キャンプ場で気持ちよく過ごすために分かりやすい指標だと思っています。
なんかこの辺の感覚を持って、守るべきルールが見当たらない時に自分で考えて行動できるようにしたいと常々僕は思っておりまして、
そのへん皆さんいかがお考えでしょうか?
みんなのコメント!
失礼します
概ね同感なんですが、気になるところがありまして。
最悪聞こえてしまいそうな時は出来る限り音を小さく、聴き感触の良い音楽(jazz等)と言う辺りなんですが、私としてはそのような場合は音の大小関わらず『音楽を我慢する』だと思います。
他人に聴こえてしまうのならダメだと思います
誰もいない誰にも聞こえないのなら好きにしたらいいと思います。
「小さい音だからいいだろ!ほらネットにも書いてるだろ!」って言われたら、僕のような端っこぼっちキャンパーは我慢せざるを得なくなります
意外と「マナー」でひとくくりにしちゃう音問題にしっかりルールをで切り分けてるのが、当たり前なのに少なすぎるよね!
キャンプ場のルールはマナーじゃないって、ちゃんと広く伝わって欲しいものですな!!
さとす
ルールがあって、それでカバー出来ないところをマナーが補うのかと思うけど、
その源泉もこうすべきとかってよりは、協調性というかなんというか。
難しいところだけどねー。