暖かい季節になると緑がすごく綺麗で芝生サイトは本当に気持ちがいいです。
他の土や砂利のようなサイトもありますが、それらも含めて、今回はキャンプサイトでのマナーのお話をしましょう。
キャンプサイトで最低限守らなきゃいけないマナー
キャンプをする時はキャンプ場でお金を払って、それぞれにキャンプサイトと言って、キャンプをするスペースを借り受けてキャンプをします。
ただし、お金を払っているからと言って、キャンプサイト内で何でもかんでも好き勝手にやっていいわけじゃありません。
キャンプ場によっては明確なルールがありますが、今回はそれ以前にキャンプを楽しむ者としてのマナーを挙げていきます。
直火NGはもちろんの事、熱い鍋なども直接置かない
焚き火台やグリルの上で料理を作ると、その鍋の置き場に困る時があると思います。熱々になった鍋ですから、木製やアルミ製のテーブルだと置けません。
そんな時にやりがちなのが、地面に直接置いてしまうことです。
しかし、あっつあつに熱せられた鍋を直接地面に置いてしまうと、地面へダメージがいってしまいます。
例えば芝生のキャンプ場であれば芝生が枯れてしまいます。また、直火が禁止なのと同様に、地面には微生物が住んでいて、そういった生物は熱に弱いです。
直接置いてしまうと微生物も死んでしまいますし、せっかくの青々とした綺麗な芝生も枯れて白っぽくなってしまいます。
ですので、熱々の鍋などはダッチオーブンスタンドを使用するか、薪を下敷きにして置きましょう。
落とした食材をちゃんと拾う
キャンプで料理をしていると、よくあるのが食材が地面に落ちてしまうこと。
調理中に落っこちたり、お肉を焼いている間に落ちたりと、落ちるバリエーションは色々ありますが、とにかくキャンプに食材の落下はつきものです。
ですが、結構やりがちなのが、そのまま放置してしまうということです。これ、実はかなりキャンプサイトにダメージを与えます。
生ゴミが残ってたらそれを目当てに野良猫やカラスが集まるキャンプ場になってしまいます。そんなキャンプ場に泊まりたいですか?嫌ですよね?最悪、キャンプ場の経営に大打撃を与えてしまう可能性もあります。
また一説によると、そういう食材が落ちていたりするとミミズが地中から出てきやすいんだそうです。
さらに、食材が落ちることでそのサイトの土が栄養過多になり、雑草が生い茂ってしまう現象もあります。
このように、落とした食材をそのままサイトに放置することはキャンプ場や自然に悪影響を及ぼします。
だから、極力食材は地面に落とさず、落としてしまったとしても必ず持ち帰るようにしましょう。手が汚れてめんどくさいかも知れませんが、後で洗えばいいだけです。
ペグを抜く時は優しさを持って。
穴を掘る話と同じですが、豪快にペグを抜いてしまうとどうしても抜いた後が残ってしまいます。
もちろんペグを打っているので穴があいてしまうのはどうしようもないですが、抜く時に少しでも気をつけて抜くと、その穴が最小限ですみます。
前後に無理に動かして穴を大きくするのではなく、テコの原理などを使ってスムーズにペグ抜きをしましょう。ちなみにMSRのステイクハンマーはペグ抜きがかなり楽です。
以上、キャンプサイトに負担をかけないようにする、最低限のマナーについてでした。
あなたにも素敵なキャンプライフを!