どもども、ヤマケンです。
今、新しいTシャツのデザイン考えております。ロンTで長い期間着られる、買いやすい価格帯で出そうかと。今しばしお待ち下さい。っていうか、誰か俺らのキャンプ道具を作ってくれまいか。
さて今回は一キャンパーとしてのお願いを書いていこうと思います。
2019年3月現在の補足的な追記情報はこのフキダシで!
キャンプを楽しんでくれるのは凄くうれしい。ありがとうございます。
このブログもキャンプを沢山の人が楽しんでくれたらと思ってやっていますが、実際に僕が有野実苑オートキャンプ場にいて変わらずに思うのは、みんなキャンプを楽しんでくれてありがとう!!
自然の中で日常から少しだけ離れてゆっくりしたり、子供と全力で遊んだり、美味しい料理やお酒を楽しんだり。
キャンプ場に来る皆さんがいるからキャンプ場は在るし、キャンプが盛り上がっていくわけで、それはもう物凄くありがとうございます。
が、大変恐縮なんですが、どうしてもコレだけは勘弁して欲しいというお願いがございます。
特に2018年度は多かった印象でございます。
いやね、ブームのあって新しいキャンパーがたくさん誕生した証拠でもあるので、むしろ始めたばかりのキャンパーに読んで頂けると幸いかと存じます。
私は現在キャンプ場スタッフなので、その辺り結構現場的に感じております。
余った炭はその辺に捨てずにキャンプ場に相談で!!
まずひとつ目のお願いなんですが、使いきれなかった炭をサイト脇にシレッと忘れていかないで欲しい!!
ここ最近という話でも無く年中通して起こる現象なんですが、火が点いていない余った炭がサイト脇に置いてあって、ひどい時は枝や葉っぱで隠されていることがしばしばあります。
「もともとは木なんだから自然の中に戻るだろう」という人もいますが、戻りません!時間を掛ければ自然に戻るかもしれませんが、少なくともその自然の中にもともと存在するものではないので!!
自然の中を借りてキャンプをしてるので、可能な限り自然に優しいキャンパーでありたいと思うのですね。
炭の処理方法が分からないというのであれば、キャンプ場スタッフに直接聞いて頂くと良いと思います。キャンプ場によって扱いが違うかもしれませんが、大抵の所が燃えるゴミで出して大丈夫だとは思います。
また、使っている間にボロボロ崩れてしまうのは仕方無いですが、なるべく大きい塊は回収しましょうぜ!
更に言えば【明らかに焚き火をした後の灰がサイトの隅に捨てられてしかも落ち葉で隠されてる現象】も多く見受けられました。
捨てる場所が分からなかったらスタッフに聞いてくれればいいと思うのと、これ最悪火災の原因にもなるのです。
自分はチェックアウトしたから良いかも知れないけれど、火災が起きて、他のキャンパーさんの命やキャンプ場が営業できなくなるということ。そういう可能性を大いに秘める行為のなのです。
拾ってきた枝は山に返そう!!
次に、拾ってきた枝は必ず元のあった場所に返して欲しましょ!
焚き火をされる予定でその為に枝を拾ってこられる方もいると思います。落ちている枝を使う分には構わないと思うのよ。
ただ、使いきれなかった枝をその場に残していくのはNG!!
「次に使うお客さんが使うだろう」というお客さんもたまにいますが、そういう話ではないと思うのですよねー。
なので、拾ってきて使いきれなかった枝は山に返しましょう!!
自分が「さぁキャンプしよう!」と思ってサイトに行ったら枝落ちまくってたら嫌ですよね。
もちろん可能な限りサイトの清掃の際に回収しますが、2018年度は追いつかない位これが多かったです。悲しい。
アルミホイルを灰と一緒に捨てないで欲しい。
後はアルミホイルの処理です!
最近では焚き火台やBBQコンロを汚さずに使うアイディアとしてアルミホイルを敷いた上で焚き火や炭火を熾すというのがあります。
で、問題はその後の処理なんですが、灰と一緒にアルミホイルを捨ててしまうキャンパーさんが一定数いらっしゃるんですよ。
東京とかの焼却設備がしっかりしているゴミ処理場だと細かい分別をしなくても燃えるゴミで対処出来るんですが、キャンプ場があるような田舎のゴミ処理場ではそれほど性能の高いゴミ処理場がありません。
なので、しっかり分別をしないと色々大変なんですよね。
専用のアルミホイルを販売しているロゴスさんのパッケージには「使用後はアルミホイルを丸めて自宅に持ち帰る!」みたいな表記がされています。
なので、灰だけを灰捨て場に捨てるか、そもそも丸めて自宅の自治体のルールに合わせてアルミホイルは捨てましょ!
少し嫌味な言い方をしてしまうと、自宅から出るゴミは分別出来てなかったらゴミ持っていってもらえないですよね?なんで「キャンプ場なら別に良いや」みたいな感じになってしまうのか割と真面目に私理解に苦しんでいます。
アルミホイル以外のゴミの分別もそうなんですが、自分の住んでいる自治体でのゴミ捨て習慣があるかとは思います。
ただ、キャンプ場ではどこもチェックインの際にルールの説明や、紙を渡されているはずなのに、必ず全員でチェックしましょう!!
最後に、それが仕事だと言われたらその通りですが。
最後になりますが、私現在キャンプ場のスタッフとして働いています。「キャンプ場スタッフならそれが仕事なんだから文句言うなよ」と言われたらその通りなんですが、そういう話じゃないと思うんですよね。
そういうレベルを軽く超えた先に本当のキャンプの楽しさがある気がするんですよね。なんていうのか、広く優しい世界というか。キャンプとかキャンプ場とかそういう狭い話じゃなくて、もっと広くてもっと大事な精神性というか。
あとは知らないなら知らないで全然しょうがないので、次から出来るようにすればいいだけの話ですし、出来るようにする方法を考えればいいだけですし!
ということで、皆でクリーンなキャンプを推進していこうぜ!
以前実際に「それが仕事ですよね?利用者だけに求めるのではなく、サービスの中に何らかの形で組み込めばいい」という旨を頂いた事があります。
が、当方そういう話をしたいわけではないんです。
あとは、仮にそういった方法をとった場合、せっかくの自由なキャンプがより規律によって縛り上げられてしまうわけで、結果的に本末転倒というか。さらに言えば、どれだけ制度としてやってもダメなものはダメだったりするんです。
なので、こうやって注意喚起をやるしかないんですよ。
ただ、キャンプを始めたばかりの人に全てを求めるのは、それそれで違っていて、ちょっとずつ気付いたり、やって気付くものじゃないですか。世の中何事も。
全部が全部、罰するのも息苦しいキャンプになってしまうので、まずはこういうところに気をつけて欲しいなー、というのが伝わって頂けると本当に幸いです。
自分も他の人も、更にちょっとでいいので利用するキャンプ場のことも考えてくれるキャンパーが増えてくれると嬉しいなぁと思うのです。
みんなのコメント!
おはようございます。このブログがご縁で2017キャンプデビューすることができたのですが、焚き火やBBQの際の後片付けについても詳しく記事にしてくださっていたので、注意すべきことなど予習ができて本当に助かっています。まだまだ経験不足でワタワタしていますが、自然の中で思いっきり楽しんで、スマートに片付けて気持ちよく帰りたいと思っています。楽しみ方は人それぞれですが、守るべきことはきちっと守りたいです。
来年はもっとキャンプしたいなー。子どもにもいつになったらまたキャンプ行けるの?と言われています。よしよし:)
まっきーさん
おお!デビューおめでたす!!
そう言って頂けるとうれしいですねー。
あんまり口うるさく言って窮屈に思われても嫌なんですが、でもなぁという葛藤の末の口うるささで大変申し訳ないのであります・・・
まっきーさんの仰る通り、自由だからこそ、誰かの自由を侵したらいかんぜよということでひとつ!
たくさん行っとけ!!英才教育だ!!!笑
燃える可能性がある、自然に還らないものを捨てるって自然の中でキャンプを楽しむ真逆の事よね
捨てた人にこう言いたい「君の家に遊びに行って同じことしていいのかい?」ってね
今日のラジオでも言ってたけど「お前ホント大丈夫か?」って体験や話が多過ぎてツラい
某アニメとかテレビなどの間違ったメディアイメージを信じ込んで場を荒らしたりして欲しくないね
勿論そうじゃない人が殆どなんだろうけど世間はそう見ちゃくれないんだよな
キャンプやってるやつはヤベーって言われたくないもん、キャンプやってるやつは頼れるスマートな紳士淑女だって言われたい!俺ならね!
壱さん
そうね、そうね。
自分のことと置き換えるのが、思いの外人間難しいのよね。
経験して分かっていってくれたりしてくれると嬉しいんだけどね。
一番伝えたい人たちに伝えるのはすごく難しいから、
「ちゃんと守ってくれてるみんな超絶かっこいいよー!!」ってせめて言い続けたいよ。
マナーを守れないキャンパーがいる・・・
同じキャンパーとして悲しいし情けないです。
自分はバイクでキャンプですけど、ゴミの廃棄できないところなら、バイクに括り付けて持ち帰りしてますよ!
自分が完璧とは言わないですが、人として当たり前の事はちゃんとしたいですね!
考えて行動して欲しいものです。
キャンプを楽しませてもらった分、キャンプ場やスタッフ、自然にも感謝の気持ちをお返ししないとダメだと思います。
じょに
せめてルールは守ってほしいし、分からなかったら聞いてほしいなぁって思うわけです。
別にマナーが!とかモラルが!とかは言わないし、押し付けるつもりは無いけれど、せめてルールはあるからさぁ・・・
他の人もいるわけで。
そういう風に思ってもらえるとキャンプ場スタッフ的には最高に有り難い。
いつもありがとう。