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秋冬キャンプのときによくある寝袋だけだと寒すぎて眠れないんだけど、どうすりゃいいの?問題の解決策一覧

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寝袋・マット

どもども、ヤマケンです。

YAMAKEN the SS.

山口健壱:1989年4月5日生まれ
2年間の日本全国キャンプ旅で約250ヶ所のキャンプ場でキャンプ。
その後3年間千葉の有名キャンプ場でスタッフとして、キャンプを楽しみ方がをサポート。
現在は自分たちのキャンプ場を作るために奔走中!キャンプのイラストも描きます。

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そういや最近特に思うんだけど、女性のさくぽんと俺に対する態度があからさま過ぎない?今話してるの俺なんだけど、なんでさくぽん見て頷いてんの?ねぇ!!俺だよ!!!俺が喋ってんだよぉぉぉぉぉ・・・・

さて、じわじわ来る秋の気配と夏の終わりにノスタルジーを感じるわけですが、キャンプだと寒さはご褒美です。焚火的な意味で。

ただ、寒すぎると眠れなくてしんどいので、今日はそんな感じの記事をば。

ヤマケン the SuperStar
ヤマケン the SuperStar

この記事は2019年12月に追記・再編集したものです。

時勢の句みたいなのは投稿当時のものですので、生暖かい目で見てください。

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キャンプを本格的に始めるなら3シーズン用の寝袋がおすすめ

そもそも論としては、どういう寝袋が一番良いの?というお話なんだけれど、メーカー各社からなんだかたくさん出ていて選びにくいと思います。なので、まず本格的にキャンプを始めるなら3シーズン用と呼ばれる寝袋を準備しましょう!というお話でございます。

寝袋の種類については、夏用・3シーズン用・冬用とざっくり3つに分けられまして、中でも3シーズン用は春・夏・秋の季節で使えるので3シーズンと呼ばれるわけですね。一度で三度美味しいみたいな。

ヤマケン the SuperStar
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ただ、ぶっちゃけ夏これで寝ようとすると熱すぎちゃうので、春・秋・初冬位のシーズン感で考えると良いかと思います。

3シーズン用の寝袋は快適使用温度(コンフォートってやつ)が10℃から0℃で、化繊素材のもので10,000円〜20,000円位の間で販売されてます。ダウン素材にするとプラス1万円くらいです。

でも、3シーズン用を準備しててもわけわかんない位寒い日もあるよね

キャンプって寒い時は異常に寒いです

ただ、3シーズンも春や秋、初冬の中でもなんかよくわからないけどめっちゃ寒い日にあたっちゃうと寒くて辛い。

今回申し上げるのはそういう「え?聞いてないんだけど。まだ秋じゃなかったの?なんで真冬みたいな気温なの?」みたいなときの対応策というかそんな話しです。

寝袋の足元に湯たんぽを入れる

シュラフと湯たんぽ

これ、僕らもキャンプ初めて3年目くらいで「確かに」ってなったんですけれども、寝袋の足元に湯たんぽを入れると良いです。

これまでの経験上、人間は足元・膝・背中が暖まるとだいたい眠れます。

なので、寝る前にお湯を沸かして湯たんぽ作って寝袋の中にそっと忍ばせておきましょう。

ちなみに2019年に至ってはいろんな種類の湯たんぽが販売されておりまして、柔らか素材の湯たんぽもあるみたいです。ロゴスが出していたりするので、ほんとロゴスはあれですね。独自路線。

電源サイトを借りて電気毛布を敷く

あとはそもそも現代文明の力を借りましょう。

たまに「不便を楽しむのがキャンプなのに電気を使うなんてけしからん!使うくらいなら寒い時期にキャンプするな!!」勢が発生したりしますが、割とそのへんは違う世界観の中で生きている方々なので気にしなくていいです。こういうこと書くから怒られるんだよなぁ。

ご存知の通り、電源付きキャンプサイトを借りれば寒さ対策は普通にクリアできます。

ただ、なぜホットカーペットで無く電気毛布なのかと言うとキャンプ場によっては電気の使用量が決まっていたりするからです。その使用量がだいたい800wから1000w程度です。ホットカーペットはだいたい800wから1200w使っちゃったりします。なので場所を選んだりするんですよね。

一方で電気毛布は100wどころか50w程度で十分な暖かさです。価格も2000円代で買えちゃいますのでコスパも良し。4人家族で準備したとしても1万円かかりませんのでホットカーペットを買うよりもいいです。

ちなみに掛けタイプよりも敷きタイプをおすすめします。ここまで書いておいてなんですが、より詳細に説明しておりますので、下記記事をご参照頂ければと思います!!

何かと便利なブランケットを準備して寝袋と組み合わせる

キャンプに一枚あると嬉しいブランケット

最近これ僕気に入っていると言うか、よくやるんですけれども、ブランケットを準備しておくのが良いです。

ブランケットの有用性書き始めるとまたそれはそれでひと記事書いたほうがいいレベルではあるんですけれども、

春や秋冬のキャンプだとチェアに座ってるとお尻や背中が冷えちゃうんですね。でも、ブランケット一枚かますだけで俄然暖かいですし、そのまま包まれば寒さ対策にもなります。やだひと記事書くどころか2文で終わっちゃった自分の文才が恐ろしい

そんなわけで活動時は諸々の寒さ対策としてブランケットを使っておいて、寝る時は寝袋の上に掛けたりマットの上に掛けたりすることで性能の底上げにつなげることが出来るんですね。

DULTONのアクリルブランケットが汎用性あって便利。安いし。

僕はDULTONのブランケットを2枚持っていて、これが安いわりに結構暖かいです。アクリル糸を使っているので多少ごわつきますけど、かなり満足しています。見た目おしゃれですしマジでオススメしてます。

夏用寝袋と3シーズン用寝袋の重ね技

寝袋の中に寝袋を入れるのはキャンプの寒さ対策の常套手段

自宅にメインの寝袋以外の寝袋を持っている方限定になってしまいますが、まず手っ取り早いのが、寝袋の重ね技です。

3シーズン用寝袋の夏用寝袋の中に入れて寝ると、至極簡単に性能底上げができます。

僕たちの話をすると、キャンプを始めた当初は3,000円位で買えるからという理由で、コールマンの封筒型の夏用を使っていました。

その後、3シーズンだけで寒いんだったら中にそれを入れちまえばいいんじゃね?ってことで寝袋in寝袋をした所、これが中々どうして暖かい。ちょうどキャンプ旅の1年目の11月だったかな。奈良県あたりでくっそ寒くて結果編み出された気がします。

ただデメリットとしては、改めて夏用寝袋を買うのはちょっと果たしてどうなの?って感じなので、複数寝袋を持っている人しかできない感じですね。あとはその分積載が増えるので積載量の問題でできないというのもある感じです。

とにかく服を着込んで寝袋に包まる

お金がかからない対策としてとにかく服を着こんで寝袋に包まるという手があります。機能性インナーを上下着て、その上に片っ端から服を着込んで靴下もネックウォーマーを装備して寝るんです。これももはや言うまでも無いことかとは思いますが……

ちなみにこれ、なんか新発見!!みたいな雰囲気で話していますが、メーカー側も服を着た状態での快適使用温度(コンフォート)や最低使用温度(リミット)などを決めていたりします。

つまり、「お洋服をちゃんと着た上で寝てくれたらこの寝袋は○○℃までの気温で十分眠れるよー」みたいな感じです。

なので全然当てにならないですね何だこの文章。

ハイブリットダウンパーカは秋冬のキャンプにおすすめのウェア

ただ、ダウンジャケットやダウンパンツを着て寝るとマジで寝袋の性能の底上げに繋がるのでおすすめ。2019年冬の話をすると、ユニクロのハイブリットダウンパーカがとにかく安くて暖かいので、ぜひそちらはおすすめしたい。

11月の半ばに原付カブで水戸から広島回って四国寄ってみたんですけど、多分このダウンがなかったら死んでたレベルで、暖かかったです。

いっその事布団や毛布を持っていく

もうなんかネタ切れみたいな感じになってきちゃった感若干あるんだけど、自宅から布団持っていくのがなんだかんだ言って一番良いです。

特に冬キャンプなんかはこれ有効で、毛布なんかマジで万能ですよ。マットの上に敷いてもいいですしね。

自宅で使うものを外に持っていくの、少し嫌な感じがしますけどね。

実際2月に朝霧ジャンボリーオートキャンプ場(富士山の麓のキャンプ場)に行ったとき、寝袋足りなくてお布団一式持っていったけど、なんとかなりましたし。

インナーシュラフという寝袋の中に入れるやつを使う

SEE TO SUMMITサーモライトリアクター

寝袋の性能の底上げのひとつの方法として、インナーシュラフを使用するという手があります。

簡単に言ってしまうと、「寝袋の中に入れて使う寝袋」です。

僕はSEA TO SUMMITというアウトドアメーカーのサーモライトリアクターという商品を持っておりまして、これが実に肌触りが良くてですね、暖かさもちゃんと底上げされている感を感じます。

実際、性能が落ちてしまった3シーズン用寝袋の中にいれてみたら落ちた性能分をしっかり取り戻してくれた感はありまして、このサーモライトリアクターすっごい薄いのに。

ただ、何にせよこれも値段がそこそこ高く、どちらかという「大きい寝袋を持てないけど性能を上げたい」人がそこそこの性能の寝袋と一緒に持ち歩いて使う、そんなバックパックでのキャンプやバイクなどのツーリングキャンプをする方にオススメの道具かなと。

ちなみにロゴスが出しているフリース素材のようなインナーシュラフもあって、それはそれで肌さわりもよかったりするみたいですね。

ただ、何にせよ、次に書いてあるコスパ最高峰の冬用寝袋を思い切って買っちゃったほうが良いような気が私はするんだよなぁ。

思い切って冬用の寝袋を買っちゃう

タスマンキャンピングマミーは冬キャンプ最強の寝袋

どうしても寒くてしょうが無いのであれば、もういっそのこと冬用の寝袋を買っちゃうとかどうでしょうか?違う?この記事に求めている話じゃない?あぁすごくごめんね。でもちゃんとしたメーカーの暖かくてお手頃価格のやつをご紹介します。

ただ、2019年の今日日、冬用の寝袋でもめちゃくちゃお買い得なものがありまして、2018年に買って紹介したコールマンのタスマンキャンピングマミーが1万6千円位でめちゃくちゃ最高なほぼお布団寝袋です。快適使用温度マイナス15℃。今の所タスマンを超える暖かさ&コスパの寝袋に出会っていません。

ただ、先日対抗馬が現れまして、スナグパックのエクスペディションスクエアライドハンド(横文字長くてカッコいい)がすごそうです。快適使用温度マイナス12℃。

これから全然試していくのでまだなんとも言えませんが、少なくとも入った瞬間に暖かさを予期出来る。さくぽんが先日ちらっと一泊していて言ってたのが

さくぽんtheキャンプの人
さくぽんtheキャンプの人

背中が暖かいの凄い。汗かく位暖かかった。

とのこと。10℃位の室内だったのであんまり参考にはならないかも知れませんが、期待値高いです。更に言うと、収納サイズがタスマンよりも一回り小さいのに、快適使用温度は3度しか変わらないのはちょっと激アツ寝袋ですね。

今年もう少し使ってから再度レビューします。

 

はい、というわけで、2019年決定版的な寝袋の性能が足りなくてちょっと寒いときにどうすれば良いのか問題の解決策一覧でした。

他にもシュラフカバーという寝袋の外側にかぶせる薄手の寝袋的なものも存在するんですが、ぶっちゃけ寝袋とシュラフカバーの間で結露が起こってしまって結局寒い、みたいな問題があるので今回は除外しました(あとは使ったことがあんまりない、ということも)。

一番の解決としては自宅にある毛布を持っていく、あるいは電源付きサイトで電気毛布を使う、が手っ取り早いですかね。

何度も言うんですけど、寒い時期にブランケットは非常に使い勝手が良いのでおすすめです。

それでは!!

みんなのコメント!

  1. tanpopotabete より:

    そうだね~冬キャンやるときには、ランタン上か焚き火でお湯を沸かしておいて
    ペットボトル湯たんぽかな~。ただし低温火傷には十分注意しましょう。
    寝始めに足下を暖めてしまえば、体温上がるしね。

  2. tanpopotabeteさん
    どもども!ヤマケンですー
    いつもありがとうございます。
    湯たんぽは盲点でした!確かに寝れない時って足の冷えが凄い時が多いです。
    熱湯過ぎるとペットボトル的にもアレだから、少し温度低めでやった方がいいですかねー。

  3. 新倉 泰男 より:

    いつも楽しく読ませていただいております。
    質問なんですが、11月下旬のキャンプ、場所は埼玉県なんですが、テントはスカート付きがいいのしょうか?ちなみに私が持っているテントはコールマンのタフワイドドームです。

  4. YAMAKEN the SS.ヤマケン より:

    新倉さん

    コメントありがとうございますー!
    11月で埼玉ですか!飯能とか秩父あたりですかねー?結構冷え込むのでお気をつけて。

    結論から言うと、スカート付きというより2ルームテントがあった方がより快適に冬キャンプが楽しめます。
    11月の埼玉だと気温が10℃以下、場所によっては5℃以下になる場所もあります。
    その中でキャンプをしようとすると、単に凄く寒いんですよね。
    2ルームと呼ばれるテントだと、4方を完全に覆えてスカートが基本ついているので風も入ってきません。
    ちなみにスカートは中に風などが入ってこないようにするためについています。

    逆に夏キャンプの装備(ドーム型テント+ヘキサタープ)等だと、そのまんま屋外なので寒いんですよね。

    でも、いきなり2ルームを買おうってのも無理な話なので、まずはこの記事の様に毛布持ってったり、真冬の洋服を持ってったりして一度体験してみるのが良いかと思います。

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