ども、さくぽんです。
北軽井沢は草津温泉まで30〜40分に行けるという最高の立地です。ここにきて1ヶ月半近く経ちましたが、すでに3回行ってます。いや、最初の頃はフィールアースで忙しかったので、むしろここ3週間くらいで3回行ってますね。
さて、今日は薪ストーブの話です。お待たせしました。
Let’s冬キャンプ!薪ストーブをシェルターやスクリーンタープに入れる方法公開です!
冬キャンプのマストアイテム【薪ストーブ】その使い方を細かく紹介していきます。まずはコメリなどのホームセンターへ買い物へ行くところからスタートです!
持っている、あるいはこれから買おうとしている薪ストーブの煙突の本数は把握されていますでしょうか?
僕らが持っているホンマのクッキングストーブだとまっすぐの煙突はわずか1本です。これでは足りないので煙突を買い足します。
<僕らが持っている薪ストーブの初期セット>
さて、ホームセンターなどで何を買い足せばいいのかと言いますと、煙突とその他にも必要な具材があります。
- 煙突3本(合計で煙突が4本になるようにします)
- ベニヤ板2枚(薪ストーブの種類によりますが、僕は縦600×横450を購入)
- 蝶番(ちょうつがい)にできるようにする部品
- 追加で火の粉ガードも!
です。これらをホームセンターで買いましょう。だいたいそれなりに大きいホームセンターならどこでも売ってます。
僕らが使用している薪ストーブの煙突の直径は100mm。僕が行ったコメリでは108mmのものや120mmのものも販売されていましたので、購入の際は気をつけてくださいね!これを合計4本になるように購入します。
あとはベニヤと蝶番を購入。どうでもいいですけど、「ちょうつがい」って「丁番」と買いて「ちょうばん」って言ったりするみたいです。グーグル先生が教えてくれました。
ベニヤはシェルターの生地を守る役割を果たすためのものです。これがないと薪ストーブをシェルター内に入れることはできないです。
キャンプ場に着いたら(あるいは家で)ベニヤ板を蝶番でつなぎます。縦長になるようにするのがポイントです。あ、ちなみにベニヤ板は600×450を購入しました。これでピッタリです。
こんな感じにします。これは
こうするためのものです。後ほど、さらに詳しく解説します。
煙突を設置
煙突をセッティングしていきます。まずは横に1本
上方向に曲げて煙突を3本・・・なんとここで僕は凡ミスをかましまして、煙突の本数が1本足らないという事態に陥りました・・・皆さん、よく覚えておいてください。
煙突は横1対縦3、合計4本です!コメリで買い足します!!!!!!
不恰好ながらこんな感じです。この時に、煙が出る方向にも注意してください。熱風でテントが溶けたり、火の粉で穴があいたりする可能性がありますので、火の粉ガードを装着の上、風向きを読んで、風下にテントがこないようにしましょう!
っで、ここからまだやることがあります。
そう、先ほど作った蝶番の板を煙突の横部分にかぶせます。こうすることによってシェルターの生地が煙突に直接当たらないようにするのです。
これを怠るとシェルターが一瞬で燃えてしまいますので、必ず設置しましょう。
ここで重要な作業!蝶番の板とシェルターの裾をペグで固定しましょう。理由は2つあります。
ベニヤ板がズレた場合、テントが一瞬で燃えるからです。左右を固定すればまぁ動くことはないでしょう。
同時にシェルターの裾をペグダウンすれば万が一風にあおられてシェルターの生地がバサバサとなっても煙突部分に触れることはないです。これを怠ると風が吹いたときに「ジュっ」っといってシェルターが燃えます。
(煙突が1本不足してるので不恰好ですが)これでほぼ完成です。
あとはこのままの状態だと煙突がかなり不安定なので、ランタンポールなどで固定します。

ガルボ氏の薪ストーブ。
スノーピークのパイルドライバーに針金をぐるぐると巻きつけて固定します。こうすることによって、突風などで煙突が煽られても倒れることはないです。
固定するときのポイントは針金など、熱に強い素材を使うこと。煙突とランタンポールを直接巻きつけると素材によってはランタンポールが痛みます。
火の粉ガードも幕体に穴をあけない、燃えないようにするためには大切。
煙突の排煙方向も確認して!
最後に煙突の排煙方向を確認しておいてください。シェルターに向かって煙が出るようになっていると危険です。
排煙はかなり高温ですのでその熱でシェルターに穴が開いてしまう危険性があります。
かならずシェルター方向ではなく横向き、もしくは反対に設置してください!
中はこんな感じです。
薪ストーブをシェルター内で使用する際は必ずこまめに換気をするように心がけてください。メーカー推奨のやり方ではない(っというか、メーカーは推奨してません)ので、一酸化炭素中毒などの危険性があることを理解の上、自身の判断でやりましょう。
換気の回数ですが、中にいる人がトイレに行ったりする度に換気するとかがいいでしょうか。2時間に1回とか。その辺は風向きや気候条件によって変わります。
とにかく空気の通り道を意識してくださいね!酸素が足りなくならないように!
参考記事:【冬キャンプをされる方は必ず読んでください】キャンプの時、一酸化炭素中毒には絶対気をつけてください。
設置完了・・・しかし、1つの問題が。
ここまでで薪ストーブの設置は完了です!お疲れ様でした!
ただ、ここで1つ問題が発生したんですよねー。
これスウィートグラスで写真撮ったり、設置してたんですけど
薪ストーブのレンタルをするとかしないとか、スウィートグラスさんも色々考えているようでして、一緒にやってたんですけどね。
何が問題かっていうと、この薪ストーブ地面への放熱がかなり高温なので芝生が焼けてしまうんですよ。
なので下に耐熱材を敷くか、あるいはレンガとかで底上げしないといけないのかなーっと色々と考えている最中です。それか直火OKのキャンプ場でやるかですね。
この辺はキャンプ場としては非常に悩ましいです。実際他の人は普通に芝生サイトでこれやってる人とかもいますし。僕らも昔スウィートグラスで使ってました(すみません)。
この辺は最適解が生まれたら再度更新しておきます!取り急ぎ、今回は「薪ストーブの設置方法」を解説しましたよ!
あ、ちなみにシェルターでもスクリーンタープでもどっちでもいいと思います。
<ガルボ使用のステンレスタイプ。火の粉ガードもついてるのでこっちの方がオススメ。>
<煙突は106mm。ご自身が買った薪ストーブの煙突サイズに合うやつを買いましょう!上のセット品を買ったならば、追加で2本必要です。>
まとめ
結果、必要なものをまとめると
- 薪ストーブ本体(できればセット品)
- 煙突4本分以上。
- パイルドライバーなどの支え
- パイルドライバーと煙突とを固定する針金
- 地面との距離を保つフィールドラック
- 幕に触れさせないようにするためのベニヤ板、もしくはミニ脚立を使う人もいます。
こんな感じですー!結構大掛かりな荷物になります。冬キャンプは危険と隣合わせなので、無理せずにまずは経験豊富な方と一緒に始めることをオススメします。
その他質問などありましたら、コメントをください!
灯油ストーブの方が比較的簡単なので、そちらからトライするのもアリかと!
ぜひぜひ、あなたにも素敵な冬キャンプライフをー!
コメント
酒飲んで眠ってそのまま死亡が見えますねぇ。「ここさえ読まなければ」とか愚痴言われるんでしょうね。
”フィールドラックはステンレス製なので、溶ける心配もなく安定します。”
楽しく読ませて頂いています。
しかし、フィールドラックはステンレスではありません。
鋼板にクロームメッキです。
僕にとってはたいした問題ではありませんが(2個使ってます)今後
買いたいと思っている人には”問題”だと思いますので一言・・・・
書き込みさせていただきました。
(すみません、すべてのブログ等に対して、初めての書き込みです。)
諸岡哲夫さん
ガルボです。
スチールとクロムメッキなんですね。
私がステンレスだと思い込んでヤマケンに情報を伝えました。ご指摘ありがとうございます。
すぐ訂正いたします。