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【冬キャンプの注意点】薪ストーブをテント内に入れる場合、必ず煙突と幕体の間に空間を作ろう。そうじゃないと本当に危険。

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秋冬キャンプ

どもども、ヤマケンです。

YAMAKEN the SS.

山口健壱:1989年4月5日生まれ
2年間の日本全国キャンプ旅で約250ヶ所のキャンプ場でキャンプ。
その後3年間千葉の有名キャンプ場でスタッフとして、キャンプを楽しみ方がをサポート。
現在は自分たちのキャンプ場を作るために奔走中!キャンプのイラストも描きます。

よかったらフォローしてくださると大変喜びます!

少し遅い花粉症?なのかなんなのか。鼻づまりから喉やられて風邪引いて嫌な気分になっていますが、皆様お元気でしょうか。

 

そんな昨今、先日読者の方から悲しいお知らせが届きました。そして、「自分と同じ経験は誰にもしてほしくない」という熱い思いを頂いたので記事にします。

 

ちなみにこれ、本当に死ななくてよかった案件です。

薪ストーブを使ったキャンプをする方は本当に気をつけてください。マジで生きててよかった。

テントの中での火器類の使用は、推奨されません。
あくまで個人の判断の上での利用となります。
ただ、自己責任とは言っても、もしものときは周りのキャンパーさんやキャンプ場に大変な迷惑がかかります。この記事は、冬キャンプでテント内に火器類を入れて使用する方が現実として多いということを踏まえての注意喚起の一環となります。ただ非難するだけではなく、そうならないためにどうすればいいのかの注意喚起が重要だと思います。

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薪ストーブの煙突とテントの接触部分が溶けた

薪ストーブをテントの中に入れる時の危険性、注意点について

まず、そもそもどういう現象が起こったのかを話します。

薪ストーブの煙突部分と、テント幕体が接触している部分が、熱で溶けました。

雨がしとしとと降っている中でも、溶けてしまったのとのことです。

耐熱素材のカーボンフェルト、スパッタシートを使っていたがダメだった

難燃素材を使っても、薪ストーブの熱でテントが溶けてしまう。

今回の使用状況としては、単純に煙突を裸のままテントに接触させていたわけでは勿論ありません。

少し分かりにくいかもしれませんが、上の写真右手の方に、煙突の根本に黒いものがまいてあるのが分かるかと思います。

難燃素材であっても、状況によっては薪ストーブの熱で溶けてしまった

上の写真のようなカーボンフェルト(難燃製の繊維素材)と、スパッタシートと呼ばれる溶接の現場で使われるような養生シートを使っていたようです。

読者のコメントにありますが、スパッタシートは完全に燃えない素材ではありません。
あくまで、一時的に燃えにくい素材。
火の粉のように一瞬で消えるものから他の素材を守るには有効ですが、常に高温がくっつくような状況では効果を発揮しません。

薪ストーブの熱でテントの幕体が溶けてしまう。

今回のテントはツインピルツフォークT/Cで、コットン混紡幕でした。

上の写真はテントの幕と上記の難燃素材を巻いた煙突の接触部分。

トイレに行く時にたまたま気付いたおかげでこの程度で済んでいますが、気づかずに寝てしまっていたらと思うと・・・・。

要因は簡単に言えば「煙突とテントとの接触」

今回の要因としては、煙突とテントが接触していた、に尽きます。

いや、ぶっちゃけ他にもあるはあるけど、結局これです。

煙突を養生したとはいえ、高温になる状況だった。

今回、煙突にはカーボンフェルトとスパッタシート2種類の難燃素材を使用しています。

しかし、結局のところ難燃であっても燃えない素材では無いわけで、勿論高熱にさらされ続けたら燃えるわけです。

テントが溶けてしまった対策としては、ちゃんと空間を開ける

では、薪ストーブをテントの中に入れていたら、煙突との接触部分が溶けたという今回の状況について、どうすれば回避できたのか。

簡単に申し上げるとテントと煙突の間に空間を開けるということになりますでしょう。当たり前といえば当たり前かもしれない。

薪ストーブをテントの中に入れるなら絶対に幕に触れないようにしないといけない

僕らはこんな感じでベニア板などで空間を作ってテントに薪ストーブの煙突が絶対に触れないようにします。

あとはちょっと手元に写真が無いんですが、脚立を使って空間を開ける方法もあります。確かガルボがやっていたような。

 

ということで何にせよ、空間をあけるのが最善手です。

更に出来る、テントの中に薪ストーブを入れる時の安全対策

更に出来る安全対策としては下記のとおりかと思います。

  • 煙突用の断熱材を使用する
  • 煙突よりも二回りほど太い煙突で二重構造にする

煙突用断熱材についてはそれでも耐熱150度程度だったりしますので、やっぱりそのままテントに触れさせたら危ないです。(知り合いがそれでT/C素材のテントを溶かしてました。)

煙突の外側に煙突をかませて二重構造にするのも手ですが、これも確実に遮熱出来るわけでもないので、テントには触れさせないようにしましょう。

テントと煙突の空間を開けた上で上の2つの対策を施せば、より安全度は増します。

やっぱり可能な限り安全マージン取ろうぜ、ということでどうかひとつ

とは言え、「そんな当たり前のことを聞きたいわけじゃない!それでもテントに触れさせたい!!」という方向けに無理やり対策を考えるとするならば・・・・と思ったけれど、いや、それ個人的には全然おすすめ出来ません。思いつくはつくけどさ。

やっぱりこう、十分な安全マージンでもって冬キャンプを楽しんでほしいので、無理せず、十分な空間を開けましょう。テントの中に薪ストーブを入れるなら。

これでも完全に安全とは言い切れないし、上の対策全てを毎回やるのは大変かとは思います。

ただ、冬キャンプの暖取りはやっぱり油断すると危ないものです。可能な限り対策を講じてほしいなぁと、今回の件を教えてもらって再確認したのでありました。

 

というわけで冬キャンプの暖取りに活躍する薪ストーブの危険性を改めて注意喚起する記事でした!!

まじでみんな気をつけてね!!

情報提供もありがとう。死なないで良かった。誇張無く。

みんなのコメント!

  1. より:

    そろそろストーブもメンテして片付けようかという時期にショッキングなお話だねぇ
    ホントに無事で何よりですわ
    一応補足しておくと、スパッタシートなどの難燃性素材というやつは火花が散って一般的に火が消える程度の時間しか保証されてません
    長く見積もっても赤熱化した鉄粉が戻る程度なので1分とかその程度だし、それで接触部は炭化しちゃう=燃えやすくなるんすよね
    だからヤマケンが言うように長時間だとまず燃えます…
    あくまで手に入れやすい、安全性レベルで言えば「気休め」程度のもんが独り歩きして「使えば大丈夫!!」となってる経緯を考えるとホントに怖いよ
    GWに北の方や高地に使い納めでストーブ持って行かれる方はお気をつけください

    そして即情報を出してくれた読者の方と記事にしたスーパースター!サンキュー!

  2. 補足ありがとう!!
    本文中にも記載しておきます!!

    やっぱりちゃんと空気が通るような状態にしてあげるのが一番だと思うの。

  3. drydog より:

    空間に勝る断熱なし ですね。
    私もスパッタシート使ってますが、意外と薪落下で穴開くんですよ、あれ

  4. くじっち より:

    悲しみの記事や…(なぜか他人事

    ちなみに煙突ガードも付けてその上にスパッタシートの二段構えでしたぜ(補足が遅い←

    頑張ってあとで直して使うんだ…(´・ω・`)

  5. ミリオン より:

    お久しぶりっす。

    意外に皆使ってない素材として
    ロックウールとかは豆炭アンカとかで使うからホムセンとかでも手に入り安くて、断熱も量を巻けばそれなりですね。
    自分はテント接触面を二重煙突にしてその上にロックウールを耐熱アルミテープでグルグル巻にして使ってます。

    後は、ストーブに薪を入れすぎないことじゃないすかね?他の人のインスタやら見てると、良くストーブ本体〜煙突まで真っ赤になるまで薪入れてる人見かけるけど狂気の沙汰だよねwその手前で抑えるのがベスト!

  6. マサミツ より:

    いつも楽しく拝見させてもらってます。
    ブログ内容とは関係ないのですが、
    ヤマケンさんが求めるペグとは何ですか?
    これから ペグの設計 開発 生産を考えている者です。
    よろしければ ブログ読者の方や佐久間さんやガルボさんの意見も聞かせてもらえると 助かります。

  7. DD選手

    そうそう。
    昨日ぎぐぅすと「結局空間が一番の断熱だからなぁ」って話になったよ。

  8. くじっち

    うっかりミスでも死なないで良かったよ。
    何にせよ、空間開けよう。
    快速旅団的なものならあれかも知れないけど・・・

  9. ミリオン

    おすー!!
    ロックウール。へー。そうなのか。

    そうねー。
    なんかこう3段構えくらいの安全意識の方がほんといいと思った次第。

  10. マサミツさん

    ペグですかー・・・難しいですね。
    お力になれるか分かりませんが、よろしければ下記アドレスにご連絡頂けると。
    kenichiyamaguchi45@gmail.com

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